先月26日、アメリカ・ニューヨーク州のJFK国際空港税関および空港警察が、35羽の生きたカナリアを密輸入しようとした男を逮捕したことを発表した。驚くような手口であったことを『NEW YORK POST』などが報じている。
■鳴けなかったカナリア
逮捕された男は、アメリカ国籍のケビン・アンドレ・マッケンジー(36)。南米ガイアナ・ジョージタウン発のジェットブルー航空の便で帰国した際、ズボンの内側やジャケットの裏にカナリア35羽を隠していたことを、税関・国境警備局の職員が発見した。
カナリアたちは生きていたが、あるものに押し込められ、鳴くことができない状態にされていたという。
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■足首と胴囲に隠し持つ
カナリアたちは、髪の毛を巻くために利用する筒状のプラスチック製ヘアカーラー35個の内側に、一羽ずつ押し込められていた。さらにマシンガンの銃弾ベルトのような帯状のポケットに、並べて収められていたという。
マッケンジー容疑者は、そんなカナリア入りヘアカーラーを挿し込んだ2本の帯を両足首に巻き、最も長い1本の帯はジャケットの内側に縫い付けていた。
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Source: ニュースサイトしらべぇ