謝罪を待つことで余計に辛くなるなら心の解放を/iStock
人を許すことは難しいものだが、特に肉体的、感情的、あるいはその両方で、立ち直ることができないほど傷つけられた場合は特にそうだ。その苦しみ、辛さが長くつきまとうからだ。
怒りや恨みは傷つけられたことに対する当然の反応だが、その苦しみが長引けば長引くほど、傷が深ければ深いほど、なかなか忘れることができない。
相手を許せるようになるには、自分の受けた痛みがどれほど衝撃的で辛いものなのかをわからせ、深く反省してもらい、その証拠として謝罪を求めるのが一連のプロセスだろう。
だが相手が謝罪にいたるまでには長い時間がかかる場合が多く、その間ずっと怒りや恨みにとらわれたままの状態となる。自分の心身の健康を大切にするなら、このようなプロセスは考え直したほうがいいかもしれない。
許しのために、加害者からの謝罪、あるいは、しでかしたことの重大さを痛感する認知を待つ必要はないのだ。
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Source: カラパイア