高校のとき本の貸し借りをしている男の子がいて、でも普段全く喋らないし(本の感想とかも特に言い合わない)、周りに冷やかされるのも嫌で、廊下ですれ違いざま、スッサッと京極夏彦の本とかを闇取引みたいに渡し合っていたのだけど、あれもあれで名前のない青春だったなと今思う
— 佐原ひかり (@sahara_hikari) July 11, 2020
孤独な本読み同士、もっと仲良くしときゃよかったなと思うものの、照れが先行したり、私の友だちがその男の子のこと好きだったり、逆にその男の子の友だちが私のことを好きだったりとやたらと複雑な人間関係にもなってて、闇取引しかできなかったな……
— 佐原ひかり (@sahara_hikari) July 11, 2020
プチバズを起こしているので、便乗しよう…
闇取引をしていた女の子は物書きを志し、昨年、氷室冴子青春文学賞を受賞しまして、受賞作はこちらで読めます(https://t.co/4ePegHmri9)あと、現在発売中の「小説宝石」7月号に、短編「そういうことなら」が掲載されておりますのでよしなにお願いします…
— 佐原ひかり (@sahara_hikari) July 12, 2020
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Source: オタクニュース