エコバッグが原因で食中毒の危険も… 農林水産省が注意呼びかけ

エコバッグ
(gyro/iStock/Getty Images Plus/画像はイメージです)

7月1日から、プラスチック製レジ袋の有料化がスタートする。今後買い物へ行く際に必須となるエコバッグ(マイバッグ)について、農林水産省が「食中毒菌が繁殖する恐れがある」として、注意を呼びかけている。


■エコバッグの中で食中毒菌が繁殖

農林水産省は公式ページ内の「食中毒から身を守るには」という項目の中で、新たに「賢く楽しくお買い物!~エコバッグでも食中毒予防~」というページを追加。

同省によると、エコバッグは、目に見える汚れやニオイがしなくても、気づかぬうちに肉や魚の汁、野菜の土などが付着している場合があり、そのまま使い続けると食中毒菌の繁殖に繋がり、新たに購入した食品に食中毒菌が付着……という事態が発生する恐れがあるという。


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■定期的に洗い、生鮮食品の直入れはNG

そうした事態を防ぐために、農林水産省では「エコバッグは定期的に洗う」だけでなく、「肉、魚、野菜などはポリ袋に入れ、使用したポリ袋は再利用しない」「肉、魚、冷蔵・冷凍食品などの冷たいものはまとめて入れ、温かいもの密着させない」「固いものから順に入れ、食品の汁がこぼれにくくなるよう工夫する」といった使い方を呼びかけている。

また、「食品用と日用品用とでエコバッグを分ける」ことや、「食品を入れたエコバッグの持ち運びは短時間に」する工夫も、エコバッグをより清潔に使うために実践したい。


■エコバッグを持参している人は約6割

日常生活に大きな変化をもたらそうとしているレジ袋有料化。ちなみに、しらべぇ編集部が2018年に全国の20代~60代の男女1,357名を対象に実施した意識調査において、「スーパーに行くときにエコバッグを持参する」と回答した人は、全体で58.7%という結果に。

スーパーにエコバッグを持参する人の割合

性・年代別に見ると各年代とも女性のほうが意識が高いことがわかる。

気温が上がり、湿度が高い状態が続くこれからの季節、エコバッグの衛生面には十分注意してほしい。

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Source: ニュースサイトしらべぇ

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