志村けんさん“自宅前映像”に批判相次ぐ 「一番悲しむようなことするな」

志村けん

30日、新型コロナウイルスへの感染が確認され、闘病を続けていたコメディアンの志村けん(70)さんが、死去したことが報じられた。

同時午後には多くの情報番組が志村さんの訃報が伝え、志村さんの自宅前からの中継映像に、批判の声が上がっている。


■志村さん兄が取材に応じる

志村さんの実家前に押しかけた報道陣に対し、志村さんの兄・知之さんが、時折ハンカチで涙を拭いながら取材に応じる様子が、複数のメディアで報じられた。

同日放送の『Nスタ』(TBS系)では、知之さんへの取材映像とともに、志村さんの実家前に献花に訪れる人々の様子を報道。志村さんが多くの人々の心の拠り所となっていたことがうかがえる光景なのだが、こうした報道の在り方に、批判の声が相次いでいる状況だ。


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■自宅前押し寄せる行為に批判の声

インターネット上では「志村さんの自宅前で中継する必要あるか? 絶対ないと思う」「それこそ不要不急でしょ」など、モラルの欠如に批判の声が目立つ。

また、志村さんの闘病の末の死は、新型コロナウイルス対策への警鐘を鳴らす役割を果たしている、と感じている人も多いことから「むしろ自宅に来ないように報道するのがテレビ局の務めでしょ! 一番志村けんが悲しむようなことするな!」という声も少なくない。


■故人の自宅前報道は適切か

偉大な人であればあるほど、訃報の際に行われる「自宅前からの中継」。なお、しらべぇ編集部が全国の20代~60代の男女1,537名を対象に実施した意識調査では、全体で6割超もの人が「亡くなった著名人の自宅や家族の元に報道陣が押しかけるというのはおかしいと思う」と回答している。

亡くなった芸能人に報道陣が押しかける

多くの人が、これまでの訃報の在り方について、疑問を抱いているようだ。

志村さんゆかりの地では、献花台が設置されている場所もあり、これについてはも「気持ちは分かるけど、今は自宅からご冥福を祈りましょう」という意見もあがっている。

志村さんの命を奪った新型コロナウイルスを一刻も早く終息させるためにも、一人ひとりが感染拡大防止に努め、また、報道の在り方についても見直されるべきだろう。

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Source: ニュースサイトしらべぇ

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