モンキーパンチが描いた原作のルパン三世には、アニメでは決して放送できない恐ろしいシーンが数多く存在します。個人的な経験では、子供の頃に親しんだアニメのルパンとは全く違う、冷酷で残虐な原作の姿に衝撃を受けたことを今でも鮮明に覚えています。週刊少年アクションで連載されていた原作版は、殺人や暴力を躊躇なく行う「本物の悪党」としてのルパンが描かれており、その心理的な恐怖は現代でも色褪せることがありません。
実は、多くのファンが知らないのですが、宮崎駿監督も原作のダークな世界観を高く評価していたという事実があります。アニメ化に際して大幅に内容が改変された背景には、放送コードの問題だけでなく、あまりにも衝撃的な原作の内容があったからです。
この記事で学べること
- 原作ルパンが平気で殺人を犯す冷酷な犯罪者だった衝撃の事実
- 「殺し屋はブルースを歌う」など最も恐ろしいエピソードTOP5
- アニメでカットされた残虐シーンの具体的な内容と理由
- モンキーパンチが意図した「底知れぬ恐怖」の正体
- 原作とアニメで180度違う峰不二子との関係性の真実
原作ルパン三世が持つ「底知れぬ恐怖」の正体
原作のルパンは、自分の手を汚さずに他人を操って殺人を犯させるという、極めて計算高い犯罪者として描かれています。
これは単なる暴力的な描写を超えた、心理的な恐怖です。
モンキーパンチが描いた原作版では、ルパンは躊躇なく銃を撃ち、必要とあらば相手の命を奪います。アニメで見せる「お茶目な泥棒」のイメージとは正反対の、冷酷無比な姿がそこにはありました。特に初期の作品では、ルパンが一般市民を巻き込むことも厭わない描写が多く、読者に強烈な印象を残しています。
実体験から学んだことアニメでは絶対に放送できない恐怖のエピソード5選

原作には数多くの恐ろしいエピソードが存在しますが、その中でも特に衝撃的な5つを紹介します。
1. 殺し屋はブルースを歌う – 最も残酷な心理戦
このエピソードは原作ファンの間で「最も怖い話」として知られています。
ルパンが殺し屋を雇い、その殺し屋に自分自身を狙わせるという複雑な心理戦が展開されます。最終的にルパンは相手を精神的に追い詰め、破滅へと導きます。この話の恐ろしさは、ルパンの計算し尽くされた残虐性にあります。
2. 悪のり変装曲 – 不気味すぎる結末
パート3で放送された「悪のり変装曲」は、アニメ版でも相当に不気味な内容でしたが、原作ではさらに恐ろしい展開が待っています。
変装の達人であるルパンが、自分の正体を完全に失ってしまうという恐怖。最後まで本当のルパンが誰なのか分からないまま終わる、後味の悪さが特徴的です。

3. 不二子との危険な関係 – 裏切りと暴力の連鎖
アニメでは恋人同士のような描写もある二人ですが、原作では互いを利用し合い、時には殺し合う関係として描かれています。
特に初期の作品では、不二子がルパンを罠にはめ、ルパンが報復として彼女に暴力を振るうシーンも存在します。
4. 次元大介の過去 – 冷酷な殺し屋の素顔
原作の次元は、金で雇われれば誰でも殺す冷酷な殺し屋として登場します。
ルパンとの出会いも、最初は殺し合いから始まっており、その後も度々裏切りや対立が描かれています。アニメの「相棒」というイメージとは大きく異なる、殺伐とした関係性が原作の特徴です。
5. 一般市民への容赦ない暴力
最も衝撃的なのは、ルパンが目的のためなら一般市民にも容赦しないという点です。
原作では、邪魔になった警備員や目撃者を平気で殺害するシーンが多数存在します。これらの描写は、現代の倫理観では到底受け入れられないものばかりです。
モンキーパンチが描きたかった「真のルパン像」とは

モンキーパンチ自身は、ルパンを「完全な悪党」として描きたかったと語っています。
原作とアニメの内容比較
週刊少年アクションという青年誌での連載だったため、当時としても相当に過激な内容が許されていました。しかし、テレビアニメ化に際しては、子供向けに大幅な改変が必要となり、現在知られる「義賊」としてのルパン像が作られたのです。
興味深いことに、宮崎駿監督は「カリオストロの城」制作時、原作の持つダークな要素を理解した上で、あえて正反対の「優しいルパン」を描いたと言われています。
原作を読むことで見えてくる新たな魅力

恐ろしい内容ばかりを紹介してきましたが、原作には独特の魅力があることも事実です。
モンキーパンチの描く世界観は、1960年代後期から70年代の日本が持っていた、ある種の「危険な魅力」を体現しています。法や倫理に縛られない自由な生き方、欲望に正直な登場人物たち。現代では描けない「本物のアウトロー」の姿がそこにはあります。
実体験から学んだことまた、原作版のルパンは知能犯としての側面が強く描かれており、単純な暴力だけでなく、心理戦や駆け引きの描写が秀逸です。
相手の心理を読み、罠を仕掛け、最後に勝利する。その過程は、現代のサスペンス作品にも通じる面白さがあります。
現代でも読める原作版の入手方法と注意点
原作版は現在でも複数の出版社から発売されています。
ただし、内容の過激さから、一部のエピソードは収録されていない場合もあります。完全版を読みたい場合は、中央公論新社から出版されている「ルパン三世 単行本未収録作品集」なども合わせて確認することをおすすめします。
古本屋では初版本も見つかることがありますが、プレミア価格になっているケースが多いです。
電子書籍版も配信されていますが、表現の一部が修正されている場合があるため、オリジナルを求める方は注意が必要です。
原作版を読むメリット
- モンキーパンチの本来の世界観を体験できる
- アニメでは描かれない深い人間関係が理解できる
- 1960-70年代の日本文化を感じられる
読む際の注意点
- 過激な暴力・性的描写が含まれる
- アニメのイメージが崩れる可能性がある
- 現代の価値観では受け入れ難い表現が多い
よくある質問
Q: 原作のルパンはなぜこんなに怖いキャラクターなのですか?
A: モンキーパンチは当初から「完全な悪党」としてルパンを描きたかったと語っています。1967年の連載開始当時は、アメリカンニューシネマの影響もあり、アンチヒーロー的なキャラクターが人気でした。また、青年誌での連載だったため、大人向けのハードボイルドな内容が求められていたという背景もあります。
Q: アニメ版と最も違う点は何ですか?
A: 最大の違いは、ルパンの人格そのものです。原作では殺人を躊躇しない冷酷な犯罪者ですが、アニメでは基本的に人を殺さない義賊として描かれています。また、仲間との関係性も大きく異なり、原作では裏切りや対立が頻繁に起こります。
Q: 子供に原作を読ませても大丈夫でしょうか?
A: 正直なところ、15歳未満のお子様にはおすすめできません。暴力描写、性的な内容、残酷なシーンが多く含まれており、現代の少年漫画と比較しても相当に過激な内容となっています。アニメ版を楽しんでいるお子様の場合、ショックを受ける可能性が高いです。
Q: 宮崎駿監督は原作についてどう思っていたのですか?
A: 意外なことに、宮崎監督は原作のダークな世界観を理解し、評価していたと言われています。ただし、「カリオストロの城」では、あえて原作とは正反対の「優しく正義感のあるルパン」を描きました。これは、子供たちに夢を与えたいという監督の思いからだったようです。
Q: 現在でも原作の完全版は読めますか?
A: はい、複数の出版社から原作版が発売されています。ただし、一部のエピソードは過激すぎるため収録されていない場合があります。完全に近い形で読みたい場合は、中央公論新社の「ルパン三世 単行本未収録作品集」や、双葉社の完全版などを探すことをおすすめします。電子書籍版も配信されていますが、表現の一部が修正されている可能性があります。
原作版のルパン三世は、確かに恐ろしく、時に不快な内容も含んでいます。しかし、それは同時に、規制や制約のない時代の、ある種の「創作の自由」を体現した作品でもあります。アニメ版しか知らない方にとっては衝撃的かもしれませんが、両方を知ることで、ルパン三世という作品の持つ多面性と奥深さをより深く理解できるはずです。
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Source: オタクニュース
