ハワイの伝統的な舞踊、フラ(hula)。世界に広く知られているフラだが、その生誕の地ハワイにおいて「フラ禁止令」が出されるなど、フラの存在が危ぶまれたことが何度も起きていた。

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ハワイの伝統的な舞踊、フラ(hula)。ハワイ旅行の際だけなく、テレビ映像やイベントなどで、一度はご覧になったことがあるのではないだろうか。フラを習う人の数は、日本国内だけでも200万人とも推測されており、フラスクールである「ハーラウ(hālau)」が日本各地に設けられているだけでなく、自治体が運営するカルチャー教室や講座の一覧にもフラの文字が並ぶ。ハーラウはさらに、米国本土、ブラジル、オーストラリアなどにもあり、ハワイの外に住む人々にもフラは広く知られている。

毎年、イースター・サンデー*(3月終わり頃、あるいは4月の日曜日)から1週間にわたり、ハワイ島東部の町ヒロにて、ハワイの文化や伝統を伝える「メリー・モナーク・フェスティバル」が開催されている。[INOUE2]

*春分の日の後の満月から数え、最初の日曜日。キリストが復活したとされる「復活祭」の日として米国では祝日とされている。

フェスティバルを締めくくる最後の3日間は、フラの世界のオリンピックとも称される、最も権威ある競技会が行われる。出場を希望する数多くのハーラウの中から20組前後が選ばれ、この日のために厳しい鍛錬を積んだ踊り手たちが、「個人部門」「古典フラ団体部門」「現代フラ団体部門」で、フラ世界の頂点を目指し、迫力あるフラを披露し競う。

この大会への出場を認められるのは、フラの歴史とフラで使われる衣服や道具類への知識、ハワイ語、詠唱や歌詞を読み解く力、ハワイの自然界についての深い知識などを徹底して教えているハーラウ、そしてその生徒たちだ。

鍛錬を積んだ踊り手によるフラは、格別な美しさと迫力だ(写真:Island of Hawaii Visitors Bureau〔IHVB〕/ Lehua Waipa AhNee)

このように、世界に広く知られ、多くの人々の「楽しみ」の一つとして受け入れられているフラだが、その生誕の地ハワイにおいて「フラ禁止令」が出されるなど、フラの存在が危ぶまれたことが何度も起きていた。一体、何があったのか。そして、フラの世界の頂点を競う場が、「メリー・モナーク・フェスティバル」と命名されたのは、なぜだろうか。

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Source: 銃とバッジは置いていけ

ハワイの伝統的な舞踊、フラ(hula)。世界に広く知られているフラだが、その生誕の地ハワイにおいて「フラ禁止令」が出されるなど、フラの存在が危ぶまれたことが何度も起きていた。

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