太平洋の酸性化でカニの殻がとけていることが確認される(アメリカ海洋大気庁)

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 大気中に含まれる二酸化炭素の増加は、海洋の酸性化も進めている。そしてこのほど、アメリカ海洋大気庁(NOAA)の研究グループによって、太平洋の酸性化により、アメリカイチョウガニの殻が侵食されていることが明らかにされた。

 こんなにも早くカニに影響が出るとは誰も予測していなかったようで、将来の海産物の確保や海洋生物全般の健康へ向けて鳴らされた警鐘ととらえられる状況となっている。

 カニですら深刻な影響を受けているのだとすれば、食物連鎖の中の他の生物たちも、何らかの影響を受けている可能性が濃厚となってきた。
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Source: カラパイア

太平洋の酸性化でカニの殻がとけていることが確認される(アメリカ海洋大気庁)

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