到底理解できない男尊女卑の偏った思考が根強く残るイスラム圏の国々。少女から大人の女性まで、日常生活、教育、就職、結婚には常に不公平感が付いて回ることになる。
そんな中、欧州の文化がかなり入り服装も比較的自由な国でも、心のなかはあまり変わらないままかもしれないと、とある法案を巡って話題になっている。
■誰が強姦魔などと…
2016年、トルコの議会に「未成年の少女を強姦して刑務所に送り込まれたとしても、被害者との縁談が成立するなら釈放」と驚きの新法案が提出された。
レイプされた男と夫婦になれば結果オーライな考え方に、女性たちは怒りをあらわにした。誰が好んで強姦魔と結婚などするものかと思うところだが、貧しい家庭の娘の場合、大金を見せられて目がくらんだ親が無理やり縁談を成立させてしまうケースも多くなるだろう。
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■一旦は差戻しになったが…
法案には、当然ながら国民から「レイプを合法化するようなもの」「12歳以下との性行為や児童婚を許すことにつながる」「小児性愛者が優先で少女の人権は無視か」などと批判が殺到。抗議デモまで起き、法案の差し戻しが決定した。
しかし、今月末に国会の場で改めて審議されるとの情報が流れ始めた。女性や人権活動家が再びの抗議活動に入ることは必至だろう。
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Source: ニュースサイトしらべぇ