思い出した、母が亡くなった時、近所に住む若いママがおにぎり作って持ってきてくれたんよね。そのママはまだ小さい子どもを事故で亡くされていて、その時にうちの母が「何も食べられへんと思うけど、ちょっとでも食べて」ってサンドイッチ作って持って行っていたらしくて。私は知らんかったんやけど。
— 虫明 麻衣|mai mushiake (@hannarry) September 18, 2021
「周りに仲良い友だちとかもそんなにいなくて、本当に何も食べたくなかったけどまいちゃんのお母さんのサンドイッチがほんとにうれしくて」ってそのママが言ってくれて。「だからまいちゃんもよかったら食べて」って、おにぎり渡してくれた。「つまみやすいものがあの時うれしかったから」って。
— 虫明 麻衣|mai mushiake (@hannarry) September 18, 2021
「亡くなった人が心の中で生き続ける」っていうのは、こういうことなのかなあ、と思う。私が知らない母が、誰かの中で生き続けていて、亡くなった後にその母と出会う瞬間がある。それはなんだかとてもうれしいことだな、と思う。
— 虫明 麻衣|mai mushiake (@hannarry) September 18, 2021
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Source: オタクニュース