長良川鉄道で列車と軽自動車が衝突 一時運転見合わせで通勤・通学客に影響

列車事故

4日午前7時40分頃、岐阜県美濃加茂市の長良川鉄道・越美南(えつみなん)線、前平公園駅~加茂野駅間の踏切で、列車と軽自動車が衝突。軽自動車が列車と踏切の間にはさまれる事故が発生。しらべぇ取材班は、目撃者や鉄道会社から話を聞いた。

■一時運転見合わせ

長良川鉄道によると、事故が起きた車両には70人の乗客が乗っていたが、乗客・乗員ともにけがはないという。地元消防も出動したが、けが人がいないため撤収。この事故の影響で美濃太田駅から関駅の間で一時運転見合わせとなった。

事故処理終了後、上り列車は関駅午前10時44分発、美濃太田駅行、下り列車は美濃太田駅午前11時34分発、北濃行で復旧した。また、警察が詳しい事故原因について調べている。

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■運転手らは事故前に車から離れた

目撃者のみんくさんは、事故現場を午前7時44分頃に通りがかったという。

しらべぇ編集部の取材に対し、「車の運転手さんと同乗していたお子さんは、事故前に離れていて無事のようだ」と述べた。SNS上では「一時全ての踏切が封鎖された」といった声もあがっている。

■調査開始から52件の事故発生

運輸安全委員会によると、調査を開始した2014年4月から2020年末までに、踏切で52件の事故が発生し、55人が亡くなっているという。その上で、「踏切横断時のルール」を守ることが大切だと訴えている。

具体的には…

①踏切の直前で停止

②自分の目や耳で、安全であることを確認してから横断

③踏切警報機や踏切遮断機が作動したら、絶対に踏切内に進入しない

④踏切内でとどまらない

万が一のときは、速やかに報知することの徹底を呼びかけている。

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Source: ニュースサイトしらべぇ

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