東京都福祉保健局が発表した25日16時45分時点の東京都内の新型コロナウイルス新規感染者数（速報値）は、1,763人となった。重症者数は前日から2人減少して72人、65歳以上の新規感染者数は前日から16人増加して48人。また、都外からの検体持ち込みによる陽性者は14人だった。
■第3波を大きく超える
日曜日としては2週連続で1,000人超え、また6日連続で1,000人を超えている。さらに、第4波のピークだった1,032人（5/9）、第3波のピーク1,595人（1/17）をも大きく上回り、日曜日としては過去最多となった。
前週と比較すると755人増となり、今年に入ってから3番目の増加幅となる。
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■移動平均は1,400人台に突入
直近7日間の移動平均は1,453.6人に増加し、ついに1,400人台に突入。対前週比も136.1%と上昇した。
また年代別では、20代が574人と最多。30代が368人、40代が304人と続く。男女別では男性1,032人に対して女性は731人。東京都の累計感染者数は199,291人となった。なお、この日の死亡者は報告されていない。
■舛添前都知事も懸念
厚生労働大臣も努めた舛添要一前東京都知事は、ツイッターを更新。日曜として最悪の感染拡大状況に触れた上で、都心部の人出や五輪競技の熱狂を指摘。「チキンゲームのようだ」と懸念を表明している。
本日の東京都のコロナ感染者1763人、先週の日曜日が1008人なので、755人増。日曜日としては、過去最多だ。残念ながら緊急事態宣言の効果が出ていない。猛暑にもかかわらず、東京の人出は多い。五輪競技の熱狂とコロナ感染者数の増加が同時進行である。チキンゲームのようだ。
— 舛添要一 (@MasuzoeYoichi) July 25, 2021
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Source: ニュースサイトしらべぇ
