女性トラックドライバー「車内飲酒するトラックドライバーを全否定できない事情があるんや!」←何を言ってるのかわからないと話題に

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0 :ハムスター速報 2021年7月9日 13:28 ID:hamusoku
世間が知らない「飲酒運転は悪も、車内飲酒するトラックドライバーを全否定できない事情」
千葉県八街市で起きた、幼い子どもの命が奪われる痛ましい事故。

まだトラックドライバーによる飲酒運転が報じられる前、見通しのいい直線道路がスマホ画面に映し出された時、「これは何かある」と直感的に悟った。

これまでの報道によると、容疑者の呼気から基準値を超えるアルコールを検出。同容疑者は「事故前にコンビニで酒を買い、車内で飲んだ」と供述しており、車内からは焼酎の空き容器が見つかったという。

酒気帯びの状態でハンドルを握っていた同容疑者には、釈明の余地は微塵もない。危険運転致死傷罪の適用も視野に、徹底的に調査すべきだ。

しかし、誤解を恐れず述べると、筆者はトラックドライバーによる「車内飲酒」そのものを「悪」だと思っていない。現状、トラックドライバーの車内飲酒は、ある程度認められるべきだと思っている。

そう思う裏側には、世間が知らないトラックドライバーたちの複雑な事情がある。

詳しく説明していこう。

筆者は現状、トラックドライバーによる車内飲酒を全否定していない。

その理由は、ある人たちの存在にある。

「長距離トラックドライバー」だ。

国内を走るトラックには「白ナンバー」と「緑ナンバー」があること、それらにどんな違いがあるかなどは、これまで多くのメディアが報じてきた通りだ。

今回事故を起こしたのは、自社製品を運ぶ「白ナンバー」のトラックだったが、片や日本には現在、運ぶことを生業としている「緑ナンバー」のトラックたちが、地場配送から長距離輸送までを担い日本の物流を下支えしている。

「白ナンバー」や地場配送のトラックドライバーは、走るエリアが比較的狭いため、出庫から帰庫までが1日で収まることがほとんどだ。

一方、長距離トラックドライバーの場合はわけが違う。

彼らのほとんどはその日のうちに家に帰れないことが常で、1運行(出庫から帰庫まで)に掛かる日数は「数日」から、長い時で「1週間」にもなるのだ。

とはいえ、当然彼らも24時間休みなしで運転しているわけではない。我々と同じように、終業時間がくれば業務から解放され、翌日の始業まで自由な時間を過ごす。

この時間に、彼らは車内で飲酒することがあるのだ。

そうすると今度は、「トラックドライバーは運転のプロなのだから禁酒にすべき」という声が上がるのだが、それは現実的に不可能だ。

それには法的・倫理的問題が背景にある。

先ほど述べた「翌日までの休み時間」に対して、緑ナンバーのトラックドライバーたちには、出先であっても最低連続8時間の「休み」を取らなければならないという法律がある。

この休みは「休息期間」と呼ばれ、その間は他の労働者同様、車内生活といえど何をしてもいい「完全に自由な時間」として認められている。

厚生労働省労働基準局においてもこの「休息期間」は、「勤務と次の勤務の間の時間で、睡眠時間を含む労働者の生活時間として、労働者にとって‟全く自由な時間”」と定義されているのだ。

筆者が「トラックドライバーの車内飲酒を全否定できない」とする理由はここにある。

中には「運送のハンドルを握ると決意したからには断酒すべき」とするドライバーや、車内飲酒を一切禁止している企業も存在する。

その姿勢は正しく、称賛されるべきではあるのだが、だからといって、すべてのトラックドライバーにその制限を強いるのは、法的・倫理的問題が発生してしまう恐れがあるのだ。

実際、今回話を聞いた8社の中小運送業者の経営者・社員すべてが「自社では休息期間中の飲酒や車内飲酒を禁止していない」と回答した。

https://news.yahoo.co.jp/byline/hashimotoaiki/20210709-00246886/

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Source: ハムスター速報

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