日本酒を飲みながら運転し当て逃げで逮捕・懲戒免職の和歌山市職員 「計3本飲んだ」

和歌山市役所

和歌山市は、61歳の男性職員が酒を飲んで運転し、当て逃げ事故を起こしたとして6月29日付けで懲戒免職処分にしたと発表。しらべぇ取材班は、人事課から詳しく話を聞いた。

■計3本を飲酒し運転

懲戒免職処分を受けたのは、和歌山市環境部収集センターの再任用職員、森本幹也技術主任(61)。森本主任は先月6日、御坊(ごぼう)市にスイカを買いに行く途中で、スーパーでカップの日本酒を1本購入した。それを飲み干した後に和歌山インターから高速で広川インターまで行った。

一般道に降りた後にコンビニエンスストアで缶ビールを購入し、飲酒。スイカを買った後、同じルートで戻って来たが、朝寄ったスーパーで日本酒をまた購入。それを飲みながら運転していた最中に、午後0時半頃車との接触事故を起こした。

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■当て逃げ後逃走

被害者が通報している間に森本主任は、現場から逃走したが、午後1時過ぎに警察に現行犯逮捕された。同主任は、普段はゴミ収集の作業員として働いていたが、作業車の運転は行っていなかったという。

また、上司が毎日体調のチェックは行っていたが、収集センターのすべての職員に対して、アルコールチェッカーによる呼気検査は行っていなかったことが判明。この件を受け、市は呼気検査導入の検討を始めた。

■飲酒運転には重い罰

警察庁によると、2020年度の飲酒運転による交通事故件数は2,522件で、うち死亡事故件数が159件と下げ止まり傾向にある。また、飲酒運転の死亡事故率は、飲酒なしの約8.1倍と極めて高い。

飲酒運転

今回事故を起こした森本主任に対しては、今後重い行政処分と刑事処分が待っている。ネット上では「公務員のモラルが、明らかにおかしくなっている」との声があがっている。

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Source: ニュースサイトしらべぇ

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