線路に落ちたペットボトルを拾おうとした12歳少年 630ボルトのレールに触れ即死

線路・レール・雨
(mahroch/istock/Getty Images Plus/写真はイメージです)

日本でも数年前から若者の間で流行している「ボトルフリップ・チャレンジ」。水を半分近く入れ、重みをつけたペットボトルを空中で回転させ、うまく立てば着地成功というゲームだ。

だがイギリスでは、それが原因となって1人の少年が命を落としていた。同国のメディア『Liverpool Echo』『Metro』などが報じている。

■友人とともにボトルフリップ

「ボトルフリップ・チャレンジ」は、日本でも2019年の夏ごろから若者の間で話題になった。ペットボトル1本と水があれば大人数でも楽しめるため、パーティで活用され、動画の投稿も盛んに行われた。

ところが2019年10月、イギリス・マージーサイド州で大きな悲劇が起きていた。友人とともに遊んでいた当時12歳のジェームズ・マイヤーくんが、落としたボトルを回収しようとして線路に入り、感電死したのだ。

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■電車の通過を待ったのに…

事故は、同州セフトン自治区のブートルを走るノーザン線(マージーレール)の線路で起きた。ジェームズくんはペットボトルを取り戻すため、鉄道会社が設置した高さ182cmの柵を越えて線路内へ。電車1本の通過を待つという冷静さだった。

しかしレールの脇に突然倒れ、友人たちは犬の散歩をしていた大人に助けを求めた。ジェームズくんは病院に救急搬送されたが、すでに心肺停止の状態で息を吹き返すことはなかった。

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Source: ニュースサイトしらべぇ

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