『進撃』完結で話題のネタバレサイト 感想ブログとの違いを弁護士が指摘

漫画
(TataChen/iStock/Getty Images Plus/画像はイメージです)

無断でインターネット上に、コンテンツをアップロードし、広告収益を得る海賊版漫画サイト。これらが社会問題となり、大型の海賊版漫画サイトの運営者が逮捕された。

しかし現在では、また違う方法を使って漫画のアップロードを行ない、広告収益を得ているサイトが存在する。

■ネタバレサイトとは

そのサイトというのは、「ネタバレサイト」と呼ばれるもの。直接的に漫画をインターネット上にアップロードしていないものの、マンガの一部シーンの画像とともに、セリフを丸ごと掲載。ストーリーの「ネタバレ」をすることで、広告収益を儲けている。

同様のサイトでは、単行本やマンガ雑誌の発売日に内容のすべてを掲載しており、注目作の更新日や最終話などがとくに被害に遭いやすい。

関連記事:1月から施行された「改正著作権法」 海賊版ダウンロードは刑事罰の対象に

■ネタバレサイト対策

そんな抜け道を突いた方法を取るネタバレサイトだが、次第に対策が進んでいる。先日、講談社はネタバレサイトに「連載中のマンガのほぼすべてのセリフが無断で掲載されていた」として、東京地方裁判所が著作権の侵害にあたると判断し、サーバーの管理会社に発信者の情報の開示を命じる判決を言い渡した。

また、人気作『進撃の巨人』の担当編集者・バック氏は自身のツイッターで作品の違法アップロードや発売前の情報漏洩を行なった複数の個人、アカウントに対して訴訟の手続きを進めていると明かした。それに併せ、「画像やテキストによる違法投稿について、国を問わず対応します」と釘を刺すコメントをしている。

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Source: ニュースサイトしらべぇ

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