古今東西を問わず、 大なり小なり発生しているご近所トラブル。アメリカ・ミシガン州ではここ数ヶ月にわたり、それが発端でとんだ悪臭騒ぎが発生しているという。『WDRB-TV』『FOX2 Detroit』などが報じた。
■「嫌がらせじゃない」
騒動は、ミシガン州ウォッシュトノー郡のロディタウンシップという小さな町で、昨年から起きていた。敷地の境界線をめぐり隣家と口論した男性。その後、76メートルにわたる隣家との境に牛糞を大量に積み上げ、嫌がらせとも言える行為に出た。
問題は、積み上げられた牛糞がまだ生々しい状態で、とんだ悪臭を放っていること。そして男性が「牛糞は大事な肥料。まさに堆肥化させるところだ」と主張し、隣家への嫌がらせを否定していることだ。
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■違法行為と認められず
隣家の主であるウェイン・ランバースさんは、「臭くて窓も開けられない」と通報。だが、現場の調査に向かった警察や行政の職員は、違法行為とは言えないと判断した。
男性は牛糞の山をギリギリ自分の敷地内に積んでおり、「近所迷惑ですよ」と男性に注意するのが精一杯だという。
『FOX2 News』の取材に、ランバースさんはあきれた表情で、「うちは祖父の代から1世紀以上この土地に暮らしています。境界線についてこんな形でもめるとは」と話している。
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Source: ニュースサイトしらべぇ