【13連勤】京急がブラックすぎると話題に…あまりの低賃金・重労働に社員がJRや他同業他社へ逃亡してしまい1割近くが欠員

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0 :ハムスター速報 2021年3月29日 17:23 ID:hamusoku
「京急」社員たちが悲痛告白、低賃金と重労働の驚きの実態とは

他社への流出が相次ぎ
乗務員は1割が欠員
 京浜急行電鉄は駅の信号や線路の切り替え作業などの運行管理を手作業で行う「人間優位の企業文化」を持つことで知られる。多くの鉄道事業者がコンピューターで制御している中、京急が手作業にこだわるのは、10年以上の運転経験を持つ経験豊富なベテラン社員がトラブル時に臨機応変に対応するためだ。

 このように良くも悪くも「人」によって支えられている京急の運行は今、曲がり角を迎えている。乗務員を中心に退職者が続出し、640人(運転士、車掌がそれぞれ320人)の乗務員中、1割近くが欠員となっており、しかも退職者はJR東日本や都営地下鉄など同業他社へ流出しているというのだ。人間優位の企業文化は、人間を大切にすることで初めて成立するはずだが、京急の内部で一体、何が起こっているのだろうか。

13日連続勤務を強いられる労働環境
「個人を駒ではなく人間として扱ってください」「現場の声をないがしろにしてきた結果が今の状態にあると思います」「顧客満足度は上位かもしれませんが、従業員満足度は最低です」――。これらは労働組合のアンケートに寄せられた社員の声である。

 京急社員の置かれた状況を端的に表すのなら「重労働」と「低賃金」だ。そして、京急乗務員の重労働を象徴する言葉として、しばしばネット上で語られるのが「13連勤」というキーワードである。なぜ13連勤という過酷な勤務が生じるのか。

 そもそも京急の乗務員は完全週休2日制ではなく、2~3週に1度は週6日の勤務が入ることになっているが、これに加えて欠員の穴を埋めるために休日出勤を余儀なくされる。そして残った休日も、欠員対応や有給休暇を取得する乗務員の代番として出勤すれば、13連勤の完成というわけだ。

 一方で13連勤が成り立ってしまう背景には低賃金の問題がある。基本給だけでは生活ができないため、若手を中心に望んで休日出勤をする人たちがいるからだ。もちろん彼らとて労働環境に疑問がないわけではないだろう。しかし、生活のために無理をしてでも勤務に入らねばならないのである。

 取材をした20代の元車掌に当時の給与明細を見せてもらった。1カ月(31日)のうち23日勤務(休日8日)で手取り14万円。13連勤を含む1カ月(30日)のうち27日勤務(休日3日)で、手取り20万をようやく超える程度であった。

 過酷なのは勤務の中身も同様だ。休憩時間は折り返しの合間のわずかな時間が中心で、勤務によっては食事の時間を確保することもできないという。また1分15秒以上の遅延や急病人救護などが発生すれば遅延報告書や乗務報告書の作成が求められ、こうした作業で休憩時間が削られていく。業務資料の作成や研修の一部はサービス残業扱いで、給与が発生しない。乗務員は疲弊していくばかりだ。

https://diamond.jp/articles/-/266735?page=2

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Source: ハムスター速報

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