【悲報】言葉を理解できないチンパン大学生が増加…14年間毎年一貫して英語の学力が低下し続け、偏差値にして7.4

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0 :ハムスター速報 2020年7月14日 15:38 ID:hamusoku
言葉を理解できない大学生が増加、今の教育では対処できない理由

いくら知識を詰め込んでも、現実生活に応用できなければ意味がないとのことから、知識偏重の教育からの脱却が唱えられ、さまざまな教育改革が行われてきた。2022年度からは、高校の国語の授業で生徒会の規約や自治体の広報、駐車場の契約書など実用文の読み方を学ばせるなど、実学志向は今後もっと強まりそうだ。

 実用性重視の教育にかじを切ったきっかけのひとつが、会話重視の英語の授業だった。1993年以降、英語教育を読解・文法中心から会話中心に転換してきたのだ。その結果、何が起こっているか。榎本氏は読解力や教養を身に付けられていないと指摘する。

 公立高校の入試問題について、20万人のデータをもとに、英語の学力の経年変化を検討した心理学者の斉田智里氏によれば、1995年から2008年の14年間、毎年一貫して英語の学力が低下していることが判明したという。学力の低下の程度は、偏差値にすると7.4という衝撃的な数字だ。たとえば、2008年の偏差値50は、1995年の偏差値42.6に相当することになる。

 こうした英語の学力低下のため、大学でも従来のような英語の文献を用いたゼミが成り立たないといった事態さえ生じている。日常会話はできても文章の読解ができないのだ。

 ある大学生が、ネイティブ教員が行う英語の授業について、榎本氏に文句を言ってきたことがあったという。

 大学の英語の授業で使っているテキストが、妹が中学で英語の補助教材として使っている日常会話の本と同じで、「恥ずかしくて妹に知られないように隠している」「大学でこんな授業を受けるとは思わなかった」「ネイティブが、笑顔で話しかけ名前を呼んでくれたって喜んでる友だちもいるけど、もっと知的な授業を受けたい」というのだ。

設問文の意味すらわからない

 さらに榎本氏は学生の読書傾向のデータをあげながら、危機的現状について警鐘を鳴らす。全国大学生活協同組合連合会が、毎年全国の国公私立30大学の学生を対象に実施している学生生活実態調査によれば、読書しない学生の比率がこのところ急激に高まっているという。

 実際、榎本氏の研究領域では、従来当たり前のように行っていた心理検査やアンケート調査のできない学生が増えている。設問文の意味がわからないのだ。榎本氏自身、そのような質問をされて驚くことが少なくない、という。

 たとえば、「内向的って何ですか?」「事なかれ主義ってどういう意味ですか?」「引っ込み思案って、どういう意味ですか?」「気分が不安定って、どういうことですか?」「むなしいって何ですか?」などといった質問が出る。

授業中に教師が話す言葉も十分に理解できないのではないだろうか。内容の理解以前に、言葉を理解できていないのである。読解力の乏しさが深刻化しているのは、授業をしていてひしひしと感じるという。

https://diamond.jp/articles/-/242870?page=4

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Source: ハムスター速報

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