人混みに幼い子供を連れて行くときは、決して子供から目と手を離してはならない。迷子も怖いが、誘拐のチャンスを狙っている悪い人間がいないとは限らないからだ。
■母親が目を離した隙に…
ドイツ・ベルリンの中心部にあるボックスハーゲナー・プラッツ。賑やかな蚤の市で観光客にも有名なこの公園で、母親と共に訪れていた2歳の女児が男に連れ去られた。
他のことに気を取られた母親が我が子から目を離し、その直後に起きた一瞬の出来事だった。しかし、ある女性の鋭い観察力と機転のおかげで女児は保護され、母親の元に無事戻された。
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■人混みでターゲットを物色か
女児を救ったのは、自分も2歳の娘を連れていた27歳の女性だった。同じくらいの年齢の親子がいることに気付き、何気なく眺めていて異変を察したという。
母親が女児の手を離したところ、背の高い眼鏡をかけた男が女児に近づき、何やら話しかけるとその体を抱き上げて肩車した。母親がまったく気づいていない中で足早に去った男を不審に思い、女性はスマートフォンで男と女児の写真を撮影。「誘拐」の文字が頭をよぎったという。
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Source: ニュースサイトしらべぇ