乙武氏、一部駅での多機能トイレ使用制限に悲痛 「頼むよ、マジで…」

(画像は乙武洋匡オフィシャルサイトのスクリーンショット)

著書『五体不満足』などで知られる作家・乙武洋匡氏が3日、自身のツイッターを更新。一部の駅で多機能トイレの使用が制限されているという報道を受け、自身も多機能トイレを使用する立場から「駅員に告げずにできる社会にしてください」と訴えた。


■「頼むよ、マジで」

乙武氏は、神奈川県のJR線の10駅で多機能トイレの使用制限が設けられているというネットニュースを引用。記事によれば、始発から午前6時半ごろまでの時間帯などでは使用できず、防犯上などの理由が挙げられている。

普段は電動車椅子移動で、多機能トイレを使用することもあるため「うんこくらい、駅員に告げずにできる社会にしてください。頼むよ、マジで」と、利用者としての悲痛な思いをツイートした。


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■同情の声が相次ぐ

乙武氏の切実な訴えを受けて、コメント欄には「悪質な利用者のせいで、本当に必要な方々の利用を狭めている悪循環」「生きづらい世の中になりましたね」「車イスの高齢者や障害者にとっては大問題!!」など、事態を深刻に受け止めたユーザーからの声が多数寄せられている。

「防犯上の理由」とはいえ、車椅子ユーザーや内部障害を抱えた人など、「ここしか使えない」人々にとっては、非常に深刻な問題。SNS上には賛否両論様々な意見があがっている。


■YouTubeでも訴え

乙武氏は以前にも、自身のYouTubeチャンネルで「多目的トイレについて広く知ってほしいこと」と題した動画を投稿。「決して皆さんが使ってはいけないというわけではない」と前置きしつつ、「ここしか使えない人たちがいる」と強調した。

高齢者やトランスジェンダー、赤ちゃんのオムツ替えのために利用する人、見た目には分からない内部障害を抱えている人など、様々な事情で多目的トイレを必要としている人がいることも説明。多目的トイレを必要とする人々への理解を求めていた。

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Source: ニュースサイトしらべぇ

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