犬の名前「ポチ」は聞き間違いが始まり? 広まった経緯をチコちゃんが紹介

チコちゃん

19日に放送された『チコちゃんに叱られる!!』(NHK)で扱われたテーマのひとつ「犬の名前といえば『ポチ』なのはなぜ」が話題となっている。

ポチというワードを聞けば犬を思い浮かべる人も多いだろう。どうしてポチが犬なのか、犬といえばポチなのかチコちゃんがわかりやすく教えてくれた。


■明治維新で大きく変化

チコちゃんの気になる回答は、「聞き間違いを聞き間違えたから」という。外国人とのコミュニケーションがうまくいかなかったことが原因ではじまり、今に至っている。

江戸時代までは犬を飼うときは放し飼いがメジャーだったが、明治維新の際に欧米人に「犬に吠えられる」とクレームが来たことが原因で畜犬規則が制定。飼い犬として個人がしっかり飼うようになった。

自身が見知らぬ犬を見ると犬の毛色で呼んでいたという。黒い犬はクロ、白い犬はシロ、斑点模様の犬はブチと言われていたようだ。


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■聞き間違いによって…

欧米人が連れた斑点模様の犬を見かけたとある日本人が、ブチといいながら近づくと、飼い主の欧米人がブチを発音が悪い「パッチーズ(斑点)」と勘違い。

日本人に向かって「ノーパッチーズ」と話すと日本人は「ポチ」と聞き聞き間違った。欧米人が「ポチ」と聞くとそれを「パッチーズ」と聞き間違い、ポチが始まったようだ。


■広まった理由は教科書

ポチの由来はわかったが、それが全国に広まったのはどうしてだろうか。その答えは教科書だという。初の国語の教科書に挿絵付きで犬がポチと呼ばれているシーンがあり、それが理由で全国に広まったと解説した。

ちなみに明治4年の犬の名前ランキング1位はポチだが、2019年の犬の名前ランキングではポチは圏外、1位はココのようだ。

文明の発展だけでなく、明治維新によって受けた影響は本当に大きいようだ。普段から使う何気ない言葉や文化は明治時代からスタートしたという事柄は意外に多いのかもしれない。

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Source: ニュースサイトしらべぇ

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