【三重県】ベンツが146キロで国道を爆走→4人を殺害、1人重傷…柴田誠裁判長「故意じゃないから危険運転致死傷罪ではない。」被告は過去8回の事故歴あり

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0 :ハムスター速報 2020年6月17日 12:52 ID:hamusoku
 2018年12月、三重県津市で時速146キロの車がタクシーに衝突し5人が死傷した事故。16日の判決裁判では、刑罰の重い危険運転致死傷罪ではなく、過失運転致死傷罪が適用され、被告に懲役7年の判決が言い渡されました。

亡くなった男性の婚約者:
「あれが危険運転じゃなかったら、あれはなんていう運転なのか教えてほしい」

 判決後、遺族らは涙ながらに無念さをにじませました。

 国道を、猛スピードで走るメルセデス・ベンツの乗用車。事故はこの直後に起きました。

 2018年12月、津市の国道23号線でベンツがタクシーと衝突。タクシーの乗客ら4人が死亡、1人が大ケガをしました。タクシーが飲食店の駐車場から反対車線に出ようとした矢先に起きた事故でした。

 事故で逮捕されたのは、ベンツを運転していた末広雅洋被告(58)。起訴状によりますと当時、末広被告は国道を時速146キロで走行しタクシーと衝突。危険運転致死傷罪に問われています。

 タクシーの乗客で、事故で亡くなった津市の会社員・大西朗さん(当時31)。結婚式を挙げる直前でした。

 危険運転致死傷罪の適用を巡り争点となったのは、当時、危険な運転だったのか。そして、末広被告にその認識があったかどうかでした。

 これまでの裁判員裁判で末広被告は、「進行の制御ができなかったとは思っていない」と述べ、制御でき危険な運転行為に該当しないとして、危険運転致死傷罪は成立しないと主張。

 弁護側も、過失運転致死傷罪が妥当とし、執行猶予付きの判決を求めていました。

 一方、検察側は被告が過去8回事故を起こしていたことを指摘。そのうえで「時速146キロの速度は制御困難」として、危険運転致死傷罪での懲役15年を求刑していました。

<柴田誠裁判長>
「主文、被告人を懲役7年に処する」

 判決で津地裁は、「ハンドルやブレーキ操作の僅かなミスによって、事故を発生させる危険があったことは明らか」と指摘。危険な運転だったことは認めました。

 その一方で「被告が運転技術を過信し、事故が発生する可能性を想定していなかったとみる余地が多分にあり、故意と認定するには合理的な疑いが残る」として、危険運転致死傷罪の成立は認めませんでした。

https://news.goo.ne.jp/article/tokaitv/nation/tokaitv-20200616-2011-130254.html

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Source: ハムスター速報

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