新型コロナ影響で路上パフォーマンスに異変 「もうコレできないです…」

路上パフォーマンス

「緊急事態宣言」の発令前後で、事情が大きく変わってしまった業界は多数。宣言の解除後初となる路上パフォーマンスを都内で見かけたが、やはり従来との違いが一目瞭然で…。



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■客との「距離感」

一度でも見た経験のある人ならば分かると思うが、客席が用意されている劇場とは異なり、路上パフォーマンスと観客の垣根はあってないようなもの。

路上パフォーマンス

そのため、通常であればパフォーマーがロープなどを敷き詰め、分かりやすい境界線を設けているケースが多い。しかし記者(私)が見かけた場では、パフォーマーと観客の間の距離がこれまでと比べて「2倍近く離れている」ことが明らかであった。


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■盛り上げ方にも違和感

路上パフォーマンス

観客同士の距離が近くなってしまう事態にも気を配っているようで、パフォーマーの口からは「もっと皆さん前に詰めてください!」といった台詞は聞こえてこない。

その代わり、前のほうにいる客にはしゃがむよう促し、後方の客が見やすくなるよう配慮していた。


■話を聞いてみると…

パフォーマンス終了後もその場で談笑する客の姿は全く見られず、そそくさとその場を去っていく光景が。

パフォーマーに話を聞いてみると、「緊急事態宣言」中に路上パフォーマンスの明確な禁止通達は出ていなかったようだが、「空気を読んで実施しなかった」とのこと。観客との距離感も「十分すぎるほど空けることを意識している」と語ってくれた。

「もう…これに関して以前と同じように、っていうのは無理ですね」というコメントもみられ、当事者として現状をしっかりと割り切っているようであった。

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Source: ニュースサイトしらべぇ

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