作家たちのために… 『週刊少年サンデー』苦渋の決断が「素晴らしい」と反響

(©小学館)

『週刊少年サンデー』(小学館)が27日、夏までに2度の臨時合併号を発行することを発表した。


■合併号は「苦渋の決断」

長期化する新型コロナウイルス対策として、27・28臨時合併号が6月3日、31・32臨時合併号が7月1日に発売される。

市原武法編集長は「ただでさえ過酷な週刊連載作家さんの仕事場の状況を少しでも緩和させていただくための苦渋の決断です。毎週楽しみにしていただいている読者の皆様には申し訳ない気持ちでいっぱいですが何卒ご容赦いただければ幸いです」とコメントしている。


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■ファンから感謝の声も

作家への配慮のための措置に、SNS上では「発行してくださるだけでありがたいです」「こんな時期でも変わらず漫画が読める幸せ」「作家様へのご配慮、素晴らしいですね」「ナイス判断!」と反響が続出。

毎週読みたい…というのが読者の本音だろうが、やはり雑誌は作家あってのもの。週刊少年サンデーの公式ツイッターアカウントには、作家の健康を気遣う声が寄せられている。


■漫画週刊誌を買っている人は…

「漫画好き」と一口に言っても「単行本で読む派」「雑誌派」が分かれているが、そもそも漫画週刊誌を購入している人たちはどれほどいるのだろうか。

しらべぇ編集部が全国20〜60代の男女1,348名に調査したところ、「定期的に購入している漫画週刊誌がある」と回答したのは5.7%。年代別で比較すると、20代男性では14.7%が購入していることも判明しており、若者を中心に人気であることがわかった。

定期的に購入している漫画週刊誌がある人の割合

『週刊少年サンデー』では『龍と苺』をはじめとする4本の新連載が始まったばかり。また、27・28臨時合併号からは『名探偵コナン 警察学校編』の萩原編がスタートするとのこと。

毎週読めないのは悲しいが、こういった形でも発行を続けてくれるのはファンとしては嬉しいことだろう。

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Source: ニュースサイトしらべぇ

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