0 :ハムスター速報 2020年5月19日 16:40 ID:hamusoku
日本初?リモート研修中にクビになった、法政大卒新入社員の末路
吉田陽太くん(仮名・23歳・千葉県出身)は、法政大学文系学部を卒業後、東証一部上場企業であるIT企業のS社に就職。社員数は約2900人、資本金は約15億、携帯電話向けソフト開発・技術支援が主力の大手企業だ。
「コロナ禍により、新卒研修はすべてオンラインで行われることが通達されました。内容は、マナー講習に始まり、人事の方のセミナーを聞くほか、ビデオチャットしながらグループ課題をするというもの。期間は4月から6月までの3カ月です。原則ワイシャツを着て自宅から参加することが課せられたので、それに倣って部屋でネットをつなぎ、パソコンで研修を進めました」
こうして研修から1カ月が経過した5月。
ほとんどの同期とは顔を合わせぬまま、GWに差し掛かったタイミングで、吉田くんのもとに一本の電話が入った。
「人事担当の男性社員から、明日急遽会社に来てほしいと言われました」
翌日。
スーツを着て千葉の自宅から地下鉄東西線を乗り継ぎ、40分かけて初めての通勤をした吉田くんは、人事担当者と顔を合わせ、開口一番にこう言われた。
「先に結論を言います。吉田くんはうちの会社に合わない。自己都合か、会社都合がどちらか選んで会社を辞めてもらいます」
「すみません、急に言われて、ちょっと混乱しています……。理由がちょっとわからないんですけど……」
動揺した吉田くんは、当然ながら上司に説明を求めたという。
「君はマナーが悪い。うちはIT企業だけど、技術よりもマナーをとても重視している会社です。吉田くんが研修を受けている様子を画面越しに見ていると、はっきり言って態度が悪すぎる。君はうちの社風には合わないと判断しました」
しかし、吉田くんにはそれが思い当たる節がない。
「研修中はメモをとり、画面を見て話を聞いていたつもりです。正直、言いがかりだと思いました」
そもそも、画面越しで話を聞いているときに「態度が悪い」ということなど本当にあるのだろうか。
面談ではその疑問もぶつけたという。すると人事担当者は具体的に彼の態度の悪い行動について次のように指摘した。
「吉田くんは、画面越しで顎の下が見えず、ちょっとはみ出している時がある。それに、ワイシャツの上にカーディガンを羽織っていたでしょう。ある講義では、立膝で話を聞いていた。態度が悪いんです」
しかし、それは絶対に誤解だと吉田くんは言う。
「たしかに画面内に自分の顔がすべて収まらないときはあったとは思いますが、それがなぜダメなのかわかりません。人事の方に『一時的に顎が映らなくなるのはマナー違反なんですか?』と聞いたら『そうだ』と言われました。また、寒かったのでカーディガンを羽織ったのですが、それも事前に伝えていないのでダメだと言われた。それから立膝で話を聞いていたというのは完全なる誤解で、そんなことはしていません」
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Source: ハムスター速報
【日本初】法政大学を卒業した新卒社員のオンライン研修中に解雇される「君はマナーが悪い。うちはIT企業だけど技術よりもマナーを重視している。」