新宿に遊びに来た男性 「マスクつけない」若者らしい理由

歌舞伎町

「マスク買えないし、みんな出歩いてますよ」

新型コロナウイルス感染者数の増加に歯止めがかからない日本。人の密集を防ごうと7日には、東京都など7都府県を対象に、法的根拠を用いた緊急事態宣言が発令された。一夜明けた8日、渋谷や原宿、新宿には、普段通り遊びに来ている若者たちの姿があった。



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■「服買いに来た」

親戚と渋谷に来ていた20代の男性は、服を買うのが目的だという。午後、渋谷駅に到着するも、ショッピングセンターはもちろん、アパレルショップは休業ばかり。やむなく歩いて原宿に向かった。

記者も同行することにした。だが、原宿も店は開いていない。「ビームス行きたかったんですけどね…」と悔しがる。開いていたスポーツショップ店に入店するも、めぼしいものはなかったという。諦められない彼は新宿に向かった。


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■マスク着用の問題点を指摘

不要不急、外出自粛、そして緊急事態宣言。どの言葉も彼は聞いたことがあるはずだ。この時期の外出はさすがに不謹慎ではないか。彼に問うと「結局、“要請”だったらみんな出かけると思いますよ」と話す男性。

男性は続ける。「マスクはしない主義。っていうかそもそも売ってなくないですか。マスクしていたって、それを外したり捨てた時に菌は手に付着するし、そこからほかの場所にも移る」


■若者ならではの視点?

「大学生など若者が外出を控えたところで、街に人がいなくなるわけではない。こうして(新宿にいたサラリーマンたちを指差し)外に出ちゃっている人も多くいるわけじゃないですか。大人たちが外に出ている時点で、状況変わらないんじゃないですかね」と強調する男性。

しかし出歩く人が1人でも減れば、感染拡大のリスクも軽減する。それを説くと「わかってますよ。手洗い、うがいは人一倍やってるので、大丈夫ですよ。あんまり人が密集しているところも避けている」と答えた。

今回の緊急事態宣言、若者には若者ならではの捉え方がある…といったところだろうか。

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Source: ニュースサイトしらべぇ

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