5月2日～5日にかけて開催される予定だった『コミックマーケット98』が、新型コロナウイルス感染拡大防止の為、開催を中止することが27日に公式ホームページで発表された。
■中止は「苦渋の決断」
コミックマーケットのホームページでは、以前から中止・延期の可能性も考えられると告知していた。今回は日本国内における新型コロナウイルス感染症の拡大状況を踏まえ、政府新型コロナウイルス対策本部専門家会議の提言を考慮し、中止を決断。
「同人誌を中心として、すべての表現者を受け入れ、継続することを目的とした表現の可能性を広げるための『場』である」ことを理念にしているコミックマーケットにとって、今回の中止は「苦渋の決断」であったとつづられている。
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■今後の予定について
なお、今回の判断は「あくまでもコミックマーケットの特質を踏まえた上での判断」として、この発表をもって、他のイベント・展示会・即売会等に対して無用な混乱を招くような問い合わせを行なうことは控えるよう注意している。
今後については、東京オリンピック・パラリンピックの開催延期もあり、会場である東京ビッグサイトがいつ頃利用可能であるかが不明であることと、新型コロナウイルスの今後の状況を考慮する必要があるため詳細は決定していないよう。
しかし、「2020年7月・8月にコミックマーケット98を延期することは現状考えておりません」とも記されている。
■ネット上では…
コミックマーケットの中止を受けて、ネット上では「コミケ中止は悲しいけどしょうがないよね…」「仕方がないとはいえやはり悲しいですね」と状況を理解しつつも悲しみを抑えきれない人が続出。
しかし「まさに英断だと思います」「僕らオタクが運営さんを責める道理なんてありません」「運営はよくぞ判断しましたよ」と、むしろ思い切って決断してくれた運営側に感謝する声も見られた。
新型コロナウイルスの影響でイベント中止が相次ぎ人々の気持ちが暗く落ち込む中、こういった決断に感謝できる心は大切にしたいもの。事態が収束し、一日も早く開催されることを心待ちにしたい。
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Source: ニュースサイトしらべぇ
