【COVID-19】「味とにおいわからず」新型コロナウイルス感染者が語る

1: WATeR ★ 2020/03/27(金) 04:31:15.94 ID:esBIB0fJ9
新型コロナウイルスに感染した札幌市の女性が、発症の初期に食べ物の味や化粧品のにおいがわからなくなり、この状態が数日間、続いていたことを明らかにしました。WHO=世界保健機関は、各国からも同じような報告が相次いでいるとしていて、初期の症状の1つなのか、調査を進めています。

札幌市の20代の女性は、今月5日に新型コロナウイルスへの感染が確認され、市内の病院に入院して治療を受けたあと、今月24日に退院しました。

自宅でNHKの電話インタビューに応じた女性は、発症の初期について振り返り、今月4日ごろ、軽いせきの症状とともに、「何を食べてもあまり味がしないし、香水やシャンプーのにおいもわからなくなっていた」と述べて、味覚や嗅覚に異常がおきていたことを明らかにしました。

女性はその翌日、検査で感染がわかり、今月7日には、37度5分を超える熱などの症状が出るようになりましたが、味覚や嗅覚の異常は10日間ほど続いたとしています。

入院中の状況について、女性は、「口の中にみそ汁や肉料理を入れても、味が何もせず、食感だけという状況だった」と振り返り、医師や看護師にも味覚などの異常を説明したということです。

女性によりますと、女性の80代の父親と、知人の20代の女性も、新型コロナウイルスの感染者で、2人はともに女性に対し、発症の初期に食べ物の味やにおいがわからなくなったと話しているということです。

WHO=世界保健機関は、今月23日の会見で、各国から同様の報告が相次いでいるとしたうえで、「本当に初期の症状と言えるのか、医学的な調査が必要だ」として、各国と連携して調査を進めていることを明らかにしています。

新型コロナウイルスに感染した20代の女性は、味とにおいがわからなくなる状態になったことについて、回復して退院するまで、異常なことだとは思わなかったと話しています。

女性は「当時は注意するよう言われていなかった症状だったので、自分だけではという思いがあった。ただ、最近の報道で、ほかにも同じような状態を訴える感染者がいると聞くと、これは、もしかして私だけじゃなくて感染した人の症状の1つなのかなと思うようになった」と述べています。

そのうえで、女性は、みずからの経験を明かした理由について「自分の症状について話すのは勇気が必要でしたが、伝えたほうが、これからの役に立つと思いました」と話しています。
英米の団体が注意呼びかけ
イギリスとアメリカの耳鼻咽喉科の医師などでつくる2つの団体は、嗅覚や味覚の異常について、「新型コロナウイルスの症状の1つである可能性がある」として、診察にあたる現場の医師に対し、注意を呼びかける声明を発表しています。

このうちイギリスの団体は、今月25日の声明で、別の種類のコロナウイルスに感染したときも、嗅覚がきかなくなる症状が出るケースがあるとしたうえで、「新型コロナウイルスが同じでも、驚きではない」としています。

そして、ドイツでは、感染が確認された患者の3人に2人が、嗅覚がきかなくなる症状を訴えているという研究があるなど、イギリスを始め各国で同じような報告が相次いでいるとして、「高熱やせきなど、ほかの症状がなくとも、新型コロナウイルスの感染を疑う理由になりうる」と指摘しています。

アメリカの団体も声明で、「ほかの呼吸器の疾患がないにもかかわらず、嗅覚や味覚がきかなくなる症状が出た場合、検査の実施を検討すべきだ」と指摘して、感染を疑ううえでの1つの指標とすることを提案しています。

WHO=世界保健機関は、今月23日の記者会見で、各国と連携して医学的な調査を行っているとしたうえで、その結果次第で、熱やせき、息切れなどとともに、味やにおいがわからなくなる状態についても、注意すべき症状の1つとして加えることも検討したいとしています。
日本耳鼻咽喉科学会は、NHKの取材に対し、「海外で、味覚や嗅覚がきかなくなった感染者がいるという報告があることは承知しているが、日本では、まだ症例が少なく、新型コロナウイルスとの関連があるかどうか、学会として判断することはできていない」とコメントしています。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200327/k10012352411000.html

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Source: 哲学ニュースnwk

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