大分・由布院”電脳女将”の宿が話題 「新型コロナをヲタリピーター支援で乗り切る」

新型コロナウイルスが、観光業を中心に大打撃を与えている中、大分県由布院・湯平温泉の旅館が、オタクリピーターによる支援で何とか乗り切ろうとしていた。しらべぇ取材班は、その旅館の代表から話を聞いた。


■音声を聞くことも出来る電脳女将

大分県由布院の湯平温泉の「旅館つるや隠宅」には、電脳女将が存在した。

その女将の音声も聞くことが出来る。この声の主は、あと2~3ヶ月で発表されるという。

この電脳女将が誕生するキッカケは、2016年の熊本地震だった。震災直後のゴールデンウィークは、由布院も閑散としていた。そんな中、「ウォーゲーミング」という企業が、福岡でオンラインゲームのイベントを実施。

このイベントをキッカケに、この会社と旅館がツイッターで交流を始め、コラボプランを発売するようにもなった。それが「電脳女将・千鶴」が誕生へとつながったという。


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■大分県の支援も獲得

「公式キャラクター“電脳女将・千鶴”の新たな取組みによる販売促進」は、大分県による経営革新支援制度(2019年11月分)に採択され、大分県知事による承認を受け、県庁のホームページでも紹介されている。

大分県は、インバウンド客の6割が韓国人だが、新型コロナの影響もあり、韓国人の来客がストップしてしまった。


■リピーターがピンチを支援

湯平温泉の中でも、インバウンド客が多かった旅館は、特に深刻な打撃を受けている。そんな状況下でも、家族経営の旅館が多いため、何とか経営が成り立っている状態だという。

深刻なコロナ不況の中、この旅館は、ゲームやアニメファンに支えられている。リピーターが多く、10回以上、訪れているファンもいるとのこと。

旅館つるや隠宅
(写真提供 旅館つるや隠宅)

代表の渡辺氏自身もアニメやゲームのファン。「普段から、ツイッターなどでファンの皆さんと交流していることが、今回のようなピンチの支援に、つながっているのかも知れない」と述べた。

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Source: ニュースサイトしらべぇ

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