野生に戻された世界で唯一の白いアルビノ・オランウータン。その後、元気に暮らしている姿がとらえられる

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 遺伝子の疾患により、先天的にメラニンが欠乏するアルビノは、人間を含む様々な種に存在する。

 動物の場合、色が白くなるのが特徴で、目立つことから捕獲されやすかったり、紫外線に弱い為、野生で生き残るのは難しいとされている。

 2017年、インドネシアのカリマンタン島で、世界で唯一とされる白いアルビノのオランウータンが村人にペットとして飼われていたことがオランウータン保護財団のスタッフによって発見された。

 発見当初、オランウータンはケージの中に閉じ込められ、飢えた状態であまりよい扱いをうけていなかったそうだ。

 その後リハビリ期間を経てオランウータンは野生へと返された。そして最近、森の中で元気そうに暮らしている姿が捉えられたようだ。
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Source: カラパイア

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