HTB北海道テレビの人気ローカル番組『水曜どうでしょう』の生みの親である藤村忠寿ディレクターが、4日放送の『5時に夢中!』(TOKYO MX)に出演。『水どう』の秘話を語った。
■最初は「誰でもよかった」
藤村氏といえば、『水どう』で当時まだ大学生だった大泉洋を番組に起用したディレクター。起用の理由について「誰でもよかった」と話し、「ローカル局の場合、タレントさんに頼って番組なんか作ってたら、タレントさんいないんで…」ととくに期待はしていなかったよう。
大学生にしては面白いとは思っていたが、「彼に頼らないで、企画でなんかおもしろいものを作ろう」と考えて番組作りを始めたという。
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■2年目で「日本一おもしろい」
しかし、番組を作っているうちに大泉の才能に気づいた藤村氏。「やってるうちに、やっぱ彼が天才だって気づいた。2年目ぐらいに『こいつが多分日本一おもしろい』って思いました」と振り返る。
その理由について、「人から言われたことをやるんじゃなくて、自分から能動的に動いていくっていう態度は常にあった。自分からこの番組を面白くする、僕のことに刃向かいながらも、ともにおもしろいものを作っていこうみたいな責任感の強さが彼はすごい」と語った。
■信頼できる仕事仲間がいる人は…
大泉をはじめとする演者と、藤村氏たちスタッフの絶妙なかけあいが人気となり、再放送などで全国的に一気に広まった『水どう』。伝説的な人気を得たのも、演者とスタッフたちの信頼感あってのものだろう。彼らの絆に、感動したファンも多いのではないだろうか。
しらべぇ編集部が全国20〜60代の仕事仲間がいる男女779名に「仕事仲間」について意識調査したところ、「絶対の信頼を置く仕事仲間がいる」と答えたのは約3割と少数派という結果になった。
「一生どうでしょう」宣言をしている藤村氏や大泉たち。これからも『水どう』ファンを楽しませる作品を作ってほしい。
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Source: ニュースサイトしらべぇ