『鬼滅の刃』の「打ち切り寸前だった説」は本当なのか 時系列的に解説

大人気漫画『鬼滅の刃』は、最近、『ONE PIECE』『進撃の巨人』に続き、週刊コミックランキング史上3作目の週間売上100万部突破の作品となった。しかし、人気の秘密は説明しにくそうだ。なぜだろうか。


■特徴は世界観と絵柄

人気の理由を内容から読みとる記事もある。しかしこれもなかなか難しい。実際上、『鬼滅』に明らかなテーマがあるとは理解されていないだろう。

ゆえに『鬼滅』の特徴は、キャラクターや作者・吾峠呼世晴(ごとうげこよはる)の独特の世界観や絵柄と評される。それを表すには連載前の読み切り作品が最もわかりやすい。よって、最初の記事では『肋骨さん』を紹介した。


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■『鬼滅』の誕生まで

『鬼滅』連載に至るまでの苦労を、初代担当が答えている。『肋骨』の評判は「悪くはないが、もう1つ人気が欲しい」というもの。しかし、すでにその才能を周りは認めていたという。

その作家性を活かしたいと思った結果、「マニアックな方向に寄り過ぎてしまった」。そこで分かりやすいモチーフを求め、 最初の作品『過狩り狩り』 に回帰して作られた作品が『鬼滅』であった。

「作家は迷ったら原点に帰ることが大事」だという 。


■打ち切り寸前だった?

『鬼滅』は、1話目から評判がよかったという。ここで担当は「打ち切り寸前」という噂を否定している。実際、第8話時、22作品中15番目の掲載順で、打ち切られそうだと話題になるのだ。

全く打ち切り寸前ではないが、当時はそこまでの人気とも言えない。第27話「嘴平伊之助」でメインキャラの3人、通称「かまぼこ隊」が揃う。これによって常に面白いやりとりがなされ、 人気は安定してくるのだ。

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Source: ニュースサイトしらべぇ

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