新型コロナ流行拡大のイタリア 感染源とされる初の重症患者は勤務先も公開

マスクをした女性
(west/iStock/Getty Images Plus/画像はイメージです)

新型コロナウイルス感染者が今、大変なペースで急増しているイタリア。代表的な商業都市で観光地でもあるミラノを州都とする北部のロンバルディア地方、そしてベネチアを擁するベネト地方で特に深刻だ。


■マスクが売り切れに

イタリア国内の新型コロナウイルス感染者は、日本時間24日午後8時30分の最新情報によれば224人を超え、死者も4人を計上。誰もが政府機関であるイタリア市民保護局(Protezione Civile)の記者会見や公式サイトの情報に注目している。

また、普段はマスクなどしないイタリア人たちが敢えてそれを着けて街を歩くようになったため、どのドラッグストアでもあっという間にマスクが品切れになったとも報じられている。


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■パニックの懸念も

特に流行が深刻なのはロンバルディ州のコドーニョ。ここはミラノから50キロメートルほど南東に位置し、コドーニョ病院(Codogno Hospital)は特設テントでウイルス検査を行い、新しい感染者や肺炎患者の受け入れに追われている。

このロンバルディア州および東隣のベネト州では、5万人が暮らす10を超える地区が現在「ロックダウン(封鎖)」の扱いに。ホテル、飲食店も閉鎖に追い込まれ、人々はATMやスーパーマーケットに殺到。大量の食料品ほかの買い物に追われている。

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Source: ニュースサイトしらべぇ

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