片頭痛の要因の1つを解明か。目からの情報を処理する視覚皮質に過剰な興奮が確認される(米研究)

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 日本では8.4%の人有病率で、特に20~40代の女性に多いとされる片頭痛は、ズキズキとする頭痛が数時間~3日間持続するつらい症状だ。また頭痛だけでなく、吐き気や嘔吐、さらには光や音に過敏になるといった奇妙な症状もある。
 
 その原因については、脳内における化学物質・神経・血管などの一時的変化との関係が疑われているが、はっきりとしたことはよく分かっていない。

 不思議なのは、およそ3人に1人、その前兆として視野が欠けたり、ギザギザした光が出る閃輝暗点(せんきあんてん)などの症状が生じることだ。

 このように、偏頭痛はしばしば視覚の異常を伴うことから、脳の視覚野にその原因があるのでは? という見解もある。

 『Neuroimage: Clinical』に掲載された研究は、この仮説を検証したものだ。

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Source: カラパイア

片頭痛の要因の1つを解明か。目からの情報を処理する視覚皮質に過剰な興奮が確認される(米研究)

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