ドラマ『来世ちゃん』は令和を象徴するストーリー? 「誰も否定しない」

来世ではちゃんとします
(左から:いつまちゃん、内田理央、祖父江里奈)

グランドジャンプ(集英社)にて連載中の同名漫画を実写化したドラマ『来世ではちゃんとします』(テレビ東京ほか)。

5人のセフレがいる性依存系女子である主人公・大森桃江を中心に、個性豊かなキャラクターたちが登場するのだが、「全員が愛おしい」という不思議な魅力のある作品だ。

そんな『来世ちゃん』の特別座談会が実施され、桃江役の内田理央、原作者のいつまちゃん、祖父江里奈プロデューサーが参加。ドラマの反響や作品の魅力について語った。



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■テレビ東京内で「来世ちゃん現象」

祖父江里奈プロデューサー

―――定額動画配信サービス「Paravi(パラビ)」内で、1月中に『来世ちゃん』を目的に加入した人が最も多いという数字が出ていたり(※)と大好評ですね!

祖父江:おかげさまでたくさんの方に観ていただいて、テレ東内でも「来世ちゃん現象」と呼ばれております。嬉しいやら恥ずかしいやら。


内田:すごいです!


祖父江:偉い人からも褒められております。テレビ東京には、主な視聴者層が20代女性の番組はなかなかないので。


―――内田さんは反響のほうはいかがですか?

内田:女の子の友達から「女子がめちゃめちゃ共感できる」と連絡が来ます。もともと女性向けのドラマを作りたいという話だったので、伝わってよかったなって。20代の女の子がキュンキュンしてくれてるのかなと思うと嬉しいです。


―――今回のメインポスターも話題になりましたよね。

内田:ポスターは原作と同じものにしたいと伝えたんです。


いつまちゃん:ドラマ化するに当たって、心配してくださるファンの方も多かったんです。下ネタも多いから、男性向きになってしまうかな…と。でもこのビジュアルが出た瞬間に「はっ…! 理解」って感じ(笑)。


原作への理解もあり、内田理央ちゃんもめちゃくちゃかわいいというので、すごく反響が大きかったです。


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■「令和の漫画」認定に喜び


いつまちゃん

―――いつまちゃん先生は「エゴサの鬼」(ツイッタープロフィール参照)とのことですが、視聴者からの反響で印象的なものはありましたか?

いつまちゃん:「誰も傷つけないストーリー」とか「全員を全肯定してくれる漫画」と言ってもらうことが多いんですけど、それに通ずるところで、「『M−1』で3位になったぺこぱの漫才みたいなストーリーだ。それが令和の漫才で漫画だ」と言ってくれた方がいて。


「良かったな」って思いました。がむしゃらに書いてたものがいつの間にか時代に合ったものになっていて、ホッとしました。それは冗談だとしても、人には優しくしたほうが周りも気持ちいいし自分も生きやすいという信条が私の根底にあるので、すごく嬉しかったです。


祖父江:恋愛ものはわかりやすくカテゴライズできることが多いけど、この作品はまたそれとは違うところが好き。優しい話ですよね。


いつまちゃん:ドラマ化されて、「誰のことも否定しない優しい話だね」って、より言われるようになりました。そういう受け取り方もしてもらえてるんだと思って嬉しかったです。

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Source: ニュースサイトしらべぇ

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