小田急に忘れ物を届けるともらえるカードが話題 「月2500枚から3000枚渡している」

(写真提供:小田急電鉄)

落とし物を届けた際、詳細を聞かれるのみで、「そっけない対応」をされた経験者も多いはず。そんな中、「落とし物を届けたら、これなものをくれた」とのツイートが話題を呼んでいる。しらべぇ取材班は、小田急本社から詳しく事情を聞いた。


■「優しい世界だ」の声

「小田急に財布を届けたら、カードをもらった」とのツイッター投稿に、17日午後6時半現在、10.4万件のいいねが押されている。この返信欄には、「小田急サンキューカードをもらっている人は、じつはたくさんいるんだ」や「優しい世界だ」などの声があがっている。

また、「警察に財布を届けたら誕生日とかまで聞かれて、さらに30分ぐらいかかってイラッとした」「警察に落とし物を届けると、まるで罰ゲームのような対応をされる」との意見もみられる。果たして、このカードは、どんなときにもらえるのだろうか。


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■月数千枚を配布

このカードの正式名称は、『Thank you カード』。小田急本社報道担当は、「基本的には、お忘れ物のお届や、体調を崩されたお客さまを介護していただいたときなど、お客さまに感謝の気持ちをお伝えするツールとしてお渡ししております」と話す。

(写真提供:小田急電鉄)

年間どれくらいの枚数を渡しているのかの問いについては、「デザインを変更してからは、月に2,500~3,000枚近くお渡ししております」と語る。


■「ネットで見た」と喜ぶ人も

担当者は、「以前は、お客さまへの認知が低かったこともあり、受け取っていただけなかったこともありました」と話す。

その上で、「SNS等で取り上げられてからは、お客さまにお渡しすると『ネットで見た! うれしい!』と喜んでいただけたとの係員からの報告もございました 」との回答があった。

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Source: ニュースサイトしらべぇ

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