嫁ニー、元プロボクサーを救った過去 「面倒見がいい先輩っす」

(小谷将寿さん(左)と嫁ニー(右))

『月曜から夜ふかし』(日本テレビ系)でおなじみの『嫁ニー』こと平良司さん。那覇・国際通りに構える居酒屋『じなんぼう』の店長だが、かつてその店には、元プロボクサーが働いていた。

小谷将寿さん。元WBA・世界スーパーライト級王者の平仲明信さんが主催する『平仲ボクシングスクールジム』にかつて所属。2007年にプロデビューし、18年に引退するまで25戦22勝(15KO)3敗0分けの成績を残した。



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■元気よくあいさつ

「コタニーです、よろしくです!」。取材時、『嫁ニー』の言葉をもじり、元気にあいさつした小谷さんは、現在那覇市内にあるバー『BAR小谷』の店長だ。

少ない人員ながら、ときには店員を休ませ店長1人で切り盛りするときもあるほど、ハートフルな心の持ち主。「カクテルを混ぜるとき、縦じゃなくて横に混ぜてて、層を動かしているだけのときもあるんですけどね(笑)」。豪快に笑い飛ばす。


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■プロに入って間もない頃に…

小谷さんが嫁ニーの店で働いていたのは、プロボクサーになって間もない頃だったと振り返る。当時、収入も多くなく、生活に困っていた小谷さん。手を差し伸べたのが、幅広い人脈を持っていた嫁ニーだ。

「飯食えないときに、店員として雇ってもらい、まかないを食べさせてもらいました。もずくのときもありましたけど、いい減量にもなって(笑)。時給も良くしてくれたりもありました。

引退後、自営業やってる俺にアドバイスをくれたり、(じなんぼうなどの)店舗のみんなが二次会でバーを使ってくれたりして、面倒見がいい先輩っす」


■仲良しコンビ

嫁ニー

仲良しの先輩・後輩コンビ。嫁ニーが宜野湾市内でおこなわれている、「横浜DeNAベイスターズの春季キャンプを見たい」と言えば、快諾。球場内も2人で歩き回り、見学していた。

嫁ニーの存在に気づいたファンが記念の写真撮影を頼むと、小谷さんは撮影係に徹する。「ご一緒に!」と求められれば、「嫁ニーの後輩のコタニーです!」と、ファンの心を温めていた。

本記事に使うための写真を撮ろうものなら、編集部が指示することなく2人揃って腰に手を添え同じポーズ。ピッタリと息の合う2人だからこそ、厚い信頼関係が垣間見えた瞬間だ。


【こたに・まさとし】

1987年11月29日生まれ/沖縄県南城市出身/現役時代は主にスーパーフェザー級

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Source: ニュースサイトしらべぇ

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