気温が下がりはじめ、風邪をひきやすい季節がやってくる。電車のなかなど、人の多い密室でくしゃみが出そうになった時、口元を覆わないと、ウィルスが蔓延してしまう危険性があり、周りの人も不快に思うものだろう。
あなたはくしゃみをする際、きちんと他の人に配慮できているだろうか。
■7割が手で口を抑える
そこで、しらべぇ編集部が、全国10~60代の男女1,653名を対象に調査したところ、「くしゃみの時、口元に手をあてる」と回答した人は、全体の65.6%であった。
なお、男性61.2%、女性70.0%と、周りに配慮している人が多いのだろうか、くしゃみをする時、口元に手をあてるのは女性が多いと判明した。
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■口元に手をあてるのはじつは…
また、この調査結果を男女年代別に見ていくと…
もっとも割合が高かったのは、男女ともに10代で、女性78.2%、男性70.4%であった。女性は40代の割合が64.7%ともっとも低く、60代の割合が71.7%で高くなりU字型のグラフとなっている。男女ともに10代60代の割合が高いのが特徴的だ。
じつは厚生労働省が公開している「咳エチケット」では、咳やくしゃみを手のひらで抑えるのは悪い事例とされている。その手で触ったものを介して、他の人にウィルスをうつす可能性があるため、上着の内側や袖で覆うのが正しいマナーなのだそう。
正しいマナーを知らない人も多く、長らく手で覆うことがマナーとされていたため、高齢層などは条件反射で手をあててしまう人も多いのだろうか。
■兄弟構成でも違い?
さらに、この結果を兄弟構成別に見ていくと…
くしゃみの時、口元に手をあてるのは、姉の人が72.3%、兄の人が71.4%で、姉・兄の割合が高いことが判明。もっとも割合が低かったのは兄弟がいない人で、51.6%であった。
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Source: ニュースサイトしらべぇ