人々が親切で治安が良い日本だけに、私たちはいったん海外に出たら追尾強盗、巧妙な手口のスリ、ひったくりに十分な警戒心が必要。ある理由により、日本人は近年とても狙われやすくなっていることを自覚するべきなのだ。
■トラブル続きの新婚旅行
目覚ましい発展を遂げ、近年は観光都市としても大人気の南アフリカ共和国・ケープタウン。昨年10月、インドネシア国籍のあるカップルがそこに新婚旅行に出かけた。
ケープタウンを選んだ理由は、ほとんどの人が強い関心を持ちながらなかなか出かけられない、そんな魅力あふれる観光地だからだった。だが2人は現地で次々とトラブルに巻き込まれたことを帰国後あるメディアに告白。「皆さんもどうか気をつけて」と呼びかけている。
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■旅行1日目から恐怖の体験
笑顔で近づいてきた男に、お金の入ったブランドものの財布、パスポート、就労許可証、鍵などが入ったバッグをひったくられたカップルの男性。
被害額は日本円にして約16万円ほどだった。するとそこに、すかさず観光協会の職員を名乗る女が現れ、英語で「あなたたちを助けたい」と申し出てきたという。
彼女が誰かに電話をすると15分ほどで見知らぬ男が現れ、夫妻にパスポート、就労許可証、鍵類を返してきたが現金は盗まれたまま。その分け前についての交渉でもしているのか女と犯人が顔見知りであることは明白で、夫妻は「状況がうまく理解できなかった」と話している。
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Source: ニュースサイトしらべぇ