「切り口が赤くなった里芋は食べられない?」と話題 生産者は「それが食べごろのサイン」

食品ロスが叫ばれている時代。誤った知識や情報に惑わされて捨ててしまう、「もったいない食べ方」も先日取材した。そんな中、ある生産者の「里芋に関するツイート」が話題を呼んでいる。しらべぇ取材班は、その生産者から詳しく話を聞いた。



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■「赤いのはカビではない」

その投稿をしたのが、「写真家百姓」の小池菜摘さん。7日午前8時現在、2.8万件のいいねが押されている。

「赤いのはカビではなくアントシアニンという物質で、食べごろのサインでもある」と小池さんは訴える。切り口が赤くなるのは、寒い時期に、酸素にふれると抗酸化物質を出し、自分の身を守ろうとしている健康な反応。

このアントシアニンは、フラボノイドの一種で、抗酸化物質として知られている。もちろん、毒ではなく、一般的にサプリメントとしても発売されている。


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■「収穫から2ヶ月ぐらいが一番おいしい」

小池さんは、「里芋はもともと、収穫してから、半年程度はもつ。ただ、寒さに弱いため、冬にスーパーなどで売られているものは、1週間程度で赤くなってしまう」と話す。

(画像提供 小池菜摘)

その上で、「収穫から2ヶ月くらい熟成させた里芋が一番おいしい」と語る。4月から5月に種をまき、収穫時期は10月から11月。一挙に市場に出すと、値崩れを起こしてしまうため、大きくかつ状態の良いものから順に出荷するという。

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Source: ニュースサイトしらべぇ

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