体力ばかりか思考のエネルギーもあふれ、日常の中でつい余計な一言を口走ってしまうことがある中学生たち。行き過ぎたジョークがあれば、それをたしなめるのも教師の役目だが…。
■男子が放ったジョーク
ニュージーランドでこのほど教師の体罰に関する裁判が開かれ、多くの教育関係者や保護者の注目を集めた。
事件は2018年2月、校内でラグビーの試合を観戦していた男子中学生(13)の軽はずみなジョークが原因で発生。そこにいた教師の口元のヒゲについて、「ああいうのはペドフィリア(小児性愛者)みたいだ」と言って大きな笑いをとったことが発端だった。
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■「んじゃ殴れば?」と生徒
くだらないジョークや揶揄をなかなかやめない生徒に腹を立て、「いい加減にしろ。殴られたいか」と注意したその教師。すると生徒は「んじゃ殴れば?」と言って頬を指さし、顔を突き出した。
「体罰厳禁」をかかげる学校教育法を逆手に取ったような生徒の挑発的な態度。カッとなった教師はその場で生徒の頬を拳で殴ってしまった。
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Source: ニュースサイトしらべぇ