マスク買い占めで花粉症民から悲鳴 「この春はダメかもしれない…」

マスク
(y-studio/iStock/Getty Images Plus/写真はイメージです)

当サイトでも連日報じているように、中国・武漢市で発生した新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、使い捨てマスクの需要が急速に高まっている。

その結果、高額での転売や洗えるマスク「ピッタリッチ」に注目が集まる一方、ネット上では花粉症患者たちの悲鳴が急増している。


■コロナウイルスの影響が花粉症患者に

コロナウイルス感染拡大を防ぐうえで、マスクの着用自体は推奨される行為だ。だが、買い占めや必要以上を買い込む人々も少なくなく、結果、花粉症患者の人々から悲鳴があがっている。

ツイッター上では「重度の花粉症の私からすると、この春はもうだめかもしれない」「マスクバカ買いマン達のせいで常日頃からマスクマンの花粉症ワイ3月の本番あたりに家のマスク在庫無くなることが確定していてとても悲しい」といった投稿も。

また、「仕事でなかなかマスク買いにいけなかったけど、今日行ったら大容量のやつは品切れだった。花粉症に備えておきたいのに」「コロナじゃなくスギ花粉で死ぬ」など、むしろ花粉症への恐怖心を訴える声も目立つ。

もちろん、この「死ぬ」というのは例えなのだが、花粉症当事者にとってはマスクの有無はそれだけ死活問題なのだ。


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■上旬から飛散の見込み

はなこさん
(画像ははなこさんHPのスクリーンショット)

日本気象協会が先月22日に発表した花粉飛散予測(第3報)では、スギ花粉の飛散開始時期はおおむね例年並み~やや早め。今月上旬には九州、四国、東海、関東の一部で飛散が始まり、その後、近畿や北陸、東北でも飛び始めると見られている。

そんななか、環境省は1日、花粉飛散データの公開を専用ホームページ「はなこさん」で開始。現状、花粉飛散量を示す赤い点は極めて小さいが、今後これが大きくなっていくのは確実だ。


■4割弱が花粉症を自覚

ちなみにだが、花粉症についてはこんな調査データがある。しらべぇ編集部が全国20〜60代の男女1,589名を対象に調査したところ、全体の38.4%が「花粉症だ」と回答していたのだ。

4割の人がほぼ毎年悩んでおり、「国民病」と言って差し支えない花粉症。もし品薄が長引けば、花粉症患者たちの手元からマスクが消える可能性もゼロではない。

それがいかに恐ろしい状況か……花粉症に悩む人なら想像できるのではないだろうか。

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Source: ニュースサイトしらべぇ

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