漫画の起源は関東大震災直後の新聞? チコちゃんが秘密に迫る

チコちゃん

24日に放送された『チコちゃんに叱られる!!』(NHK)で扱われたテーマのひとつ「新聞に四コマ漫画があるのはなぜ?」が話題となっている。

ニュースやテレビ番組表、広告など堅苦しいイメージのある新聞だが、絶対に載っている4コマ漫画はなぜ載っているのだろうか。


■4コマ漫画の元祖は新聞

チコちゃんの気になる回答は「すさんだ気持ちを和ませるため」という。確かに、事件のニュースがならんでいる日にはオアシスとなるものも欲しくなるだろう。

絵をいくつか並べて動きを表現するものは大昔からあるが、4コマ漫画のようにコマ割りをしはじめたのは新聞がはじめのようだ。

現在のような日刊新聞が生まれたのは、1871年で当時の新聞は活字ばかりであった。絵が載っていることもあるが、それは説明のための挿絵だけだった。

しかし、新聞をより多くの人に見てもらおうと挿絵以外にもイラストを載せることに。現在の漫画は、読み切りのものがほとんどだが新聞に最初に掲載された 漫画「正チャンの冒険」はストーリーものであり、その斬新さが話題に。


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■人々の癒やしに

正チャンは社会現象となるほど人気となった。当時、関東大震災の直後であったことから、暗いニュースも多かっただろう。そんな中、心を癒やしてくれる存在として親しまれるように。

結果、大人の男性しか読まなかった新聞は女性や子供にも親しまれるようになったと紹介してテーマを締めた。


■「はじめて知った」

漫画が新聞からスタートしたというチコちゃんの解説に「新聞が元祖なんだ…はじめて知った」「挿絵がただ並んでいるところからだったんだ」と意外そうにしているツイートが多くみられた。

また、「関東大震災後の暗い記事が多い中、癒しとなったとなったんだなぁ」「いつの時代も娯楽が人を救うね」といったコメントも。

暗い話題が多くなりがちな新聞という場に漫画を取り入れることで、人々に癒やしを与えた。こういった少し手を加えるだけで、我々の心が安らぐことは多いのかも知れない。

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Source: ニュースサイトしらべぇ

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