「モータープール」「ラーフル」… 共通語だと信じていた方言とは

悩む女性
(metamorworks/iStock/Getty Images Plus/写真はイメージです)

地域を超えて使える言葉「共通語」だと思っていた言葉が、じつは方言だったという経験はないだろうか。女性向け掲示板『ガールズちゃんねる』では「共通語だと思っていた方言の言葉」とのトピックが登場。さまざまな言葉が寄せられている。


■施設に関する言葉

まず取り上げたいのが施設の名前に関するもの。例えば「モータープール」という言葉。なんとなく車に関わる場所なのはわかるが、これは主に関西地方で「駐車場」を指す言葉だ。関西以外ではめったに見かけない。

続いて寄せられていたのが「車学」だ。文字にしてみると自動車教習所と勘づく人もいるだろう。これは主に新潟で多く使われているという。自動車教習所については地域によって呼び方が変わっており、ほかにも車校や自練といった言葉も存在している。


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■想像もつかない言葉

かなり独特なために、知らないと意味の想像もつかない言葉もある。「ラーフル」というコメントが寄せられていたが、なにを指しているかわかるだろうか。これは主に鹿児島県、宮崎県、愛媛県で使われており、黒板消しを意味している。

ほかにも「ナイロン袋」というコメントもあった。これも関西以外では通じにくい言葉だが、ビニール袋やポリ袋を指している。


■編集部でも聞いてみると

しらべぇ編集部内でもこうした経験があるか聞いてみた。北海道出身の女性は「ゴミステーション」が共通語だと思っていたそう。

これは「ゴミ捨て場」を指している。彼女が言うには「ゴミステと略すので一周回って東京でも通じたが、略さないと通じない」という。

埼玉出身の筆者にも経験がある。それは「なびる」という言葉だ。じつは昨年まで共通語と思い込んでいたが、ある記事の原稿でこの言葉を使ったときに当時のデスクから意味がわからないと指摘されて判明した。

筆者は「こすりつける」のニュアンスで使っていたが、ほかにも付け加える、塗るといった意味合いで使っている人が関東を中心にいるという。関東以外では中々通じないので、使っている人は注意が必要だろう。

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Source: ニュースサイトしらべぇ

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