主人公「転生して魔術師の家に生まれたけれど魔術の才能がない…」
父「妹はすぐ中級魔術も使えるようになったな」
妹「えへへ」
父「それに比べると主人公は…」
主人公「うぅ」父「別分野に特化しているのかもしれないな」
母「魔術が使えなくても貴女は大切な家族よ」主人公「家庭環境がいい」
— 霧島明 (@museum1127) October 8, 2022
父「我が家は代々、名のある魔術師を 輩出してきた」
主人公「はい」
父「この家でエリート魔術師にならなかった者はいないとされる」
主人公「はい…」父「つまり魔術師以外の指導は難しいので、別の職に就くなら外部のサポートが必要になるのだ」
主人公「(本当に家の傾向を話してるだけだった)」— 霧島明 (@museum1127) October 8, 2022
妹「ごめんあそばせ、インクがそちらに零れてしまいましたわ」
主人公「気にしないよ」妹「お姉様には悪いけれど私の服が汚れなくてよかったわ」
主人公「(妹性格悪いパターン…?)」妹「お姉様から頂いたスカートにインクの染みがついたらと思うと…私…」
主人公「(愛が重いだけの素直な子だ)」— 霧島明 (@museum1127) October 8, 2022
侍女「妹様が婚約者様から婚約破棄されそうに…!」
主人公「何ィ〜!?」婚約者「や、やっぱりオラと結婚したら後悔するだよ…農民上がりの騎士団長なんて貴女と釣り合わなんだ…!」
妹「もう!今さらそんなこと仰らないで!両親への挨拶もしたでしょう?」主人公「☆幸せになれ────!」
— 霧島明 (@museum1127) October 8, 2022
父「いよいよ主人公も婚約を結んだか」
母「嬉しいですか?」
父「当然だ。何のために苦労を隠し手塩にかけて育てたと思っている」
主人公「(まさかここで黒い本性が…!?)」父「この庭園を!!」
母「ごめんなさいね、パパったらいつか貴女たちの結婚披露宴会場にするんだーって張り切っちゃって」— 霧島明 (@museum1127) October 8, 2022
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Source: オタクニュース