「客」という立場を使った理不尽な物言いで、店に難癖をつけるクレーマーに悩まされた経験のある店も少なくないだろう。
福島県にあるクレープ&タピオカ屋「ロマンドーロール福島」の、クレームやクレーマーに対する思いをつづったツイートが大きな反響を呼んでいる。
■代金にサービス料は含まない
9日、ロマンドーロール福島は「当店が考える、クレームやクレーマーに対する思いを書かせていただきました」と、長文の文章が書かれた画像をアップする。
「お客様は神様ではありません!」との書き出しで始まる文章は、従業員に対し「こっちは金払ってる客だぞ!」といった態度で接する客がいるが、「お客様から頂戴しているお金は、あくまでも商品の対価でありサービス料は含まれておりません」と説明。
「フードコートの中にある1つ500円程度の商品を売る時給900円で働く従業員に対して、高級ホテル並みの接客や過度なサービスを期待しないで下さい」とつづった。
当店が考える、クレームやクレーマーに対する思いを書かせて頂きました。
是非、御一読下さい。 pic.twitter.com/XVnn18fFRm— ロマンドーロール福島 (@romandoroll0845) January 9, 2020
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■「最低限な接客」には温度差がある
そして、「お店の考える『最低限な接客』と、お客様の思う『最低限な接客』には温度差があるのもご理解下さい」とした上で、「当店では、飲食業をしてくれる数少ない人財を傷つけるお客様の商品のご購入はお断りいたします」と宣言。
「今後も、理不尽なクレーマーには毅然とした態度で立ち向かい、怒鳴られたら怒鳴り返すくらいの気持ちで営業していきます。宜しくお願い申し上げます」と締めくくられた。
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Source: ニュースサイトしらべぇ