HDDに限らず、ストレージはNTFSやext4といったファイルシステムと呼ばれる機能を用いてデータ構造を実装していますが、そのファイルシステムが欠損してしまうと全てのデータにアクセスできなくなるおそれがあります。他にもRAIDの不具合やブートセクタ不良など、「物理的には何も異常がないのに、中のデータだけが破損してしまった」という事例は数多く存在します。そうしたストレージの論理障害にも対応できる「ファイルシステム修復の職人」が、「データ復旧率95.2%」と「11年連続データ復旧サービスにおける国内売上シェアナンバーワン」という2つの復旧実績を持つ、デジタルデータソリューションが提供するデータ復旧サービスのデジタルデータリカバリーで日々復旧作業にあたっていると聞きつけたので、HDDの論理障害にどう立ち向い、なぜ高い復旧率を実現できるのかを、実際の事例をもとに「職人」本人にお話してもらいました。
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Source: GIGAZINE