昨今、転売屋が次々と税務調査を喰らい、ごっそり追徴課税を取られるという心温まるニュースが聞こえますが、それをもってして「納税させるということは、公的に職業として認められたということだ!」な言説が見受けられますが、大きく異なります。
税務署はそういうの「関係ない」だけです。— SOW@新作出すよ (@sow_LIBRA11) May 13, 2022
税務署は税法にもとづいて職務を執行しています。
公務員なのですがから、それ以上も以下もしません。
「なんらかの収入があれば、税法に応じて税金を課す」が、彼らのルールです。
業務内容を監督監察指導するのは、他の省庁のお仕事です。— SOW@新作出すよ (@sow_LIBRA11) May 13, 2022
例えば、私が水道水をペットボトルに詰めて、
「これは神の水じゃ! 飲めばたちどころにあらゆる病が癒える! 一本いちまんえん!」
な商売を始めたとしますね?
無論、税務署は儲けと利益に応じて税金を徴収しますが、だからといって、この「神の水」が、「国が認めた」にはならんでしょう?— SOW@新作出すよ (@sow_LIBRA11) May 13, 2022
それが正しく薬効があり、症状改善をするかどうか認可を出すのは厚生労働省です。で、違ったのなら無許可不認可で、「効果のないものを効果があるとして売っている」と裁定するのは、薬事法です。
— SOW@新作出すよ (@sow_LIBRA11) May 13, 2022
そしてその薬事法に「違反した」として、法に反した者を逮捕するのは警察です。
厚生省のお役人が手錠は掛けないでしょう?
税務署も同じです。
それは「他の部署の管轄」なんです。
お役所ですよ、相手は。
縦割り行政なんですから。— SOW@新作出すよ (@sow_LIBRA11) May 13, 2022
なので、例えば、「勇者が魔王を倒すどころか、『世界の半分をくれてやろう』な取引に応じた」としても、仮に税金の天使がいたとしても、そのことの罪を問うことはしません。ただ粛々と、「ならば贈与税を納めなさい」と言うだけですw
— SOW@新作出すよ (@sow_LIBRA11) May 13, 2022
なので、弊作「剣と魔法の税金対策」において、世界の半分目当てに談合した勇者に課せられたのは、天罰ではなく「税金」だったのです。
それが正しいか間違っているかを裁くのは、彼女の管轄ではないからです。https://t.co/t9GSYZYUjO— SOW@新作出すよ (@sow_LIBRA11) May 13, 2022
そんなわけで、「剣と魔法の税金対策@ COMIC」現在、サンデーうぇぶり、サンデーGXデジタル、マンガワンで連載中。
第一話、二話は無料試し読みできるよん。https://t.co/Ac1jj7j5OA— SOW@新作出すよ (@sow_LIBRA11) May 13, 2022
くっくっくっ、流れるように宣伝してやったんだぜ・・・!!!
— SOW@新作出すよ (@sow_LIBRA11) May 13, 2022
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Source: オタクニュース