今年の東京五輪に向け、都内を中心に再開発が進み、各鉄道路線においても東京近郊で新駅の開業や駅名の変更が発表されている。その中でも新駅では駅名や副駅名にカタカナを含む共通点がある。
■高輪ゲートウェイ駅
山手線・京浜東北線の品川〜田町間に3月14日開業となる新駅『高輪ゲートウェイ』は、山手線では西日暮里駅以来、49年ぶりの新しい停車駅となる。「グローバルゲートウェイ品川」をコンセプトに、2024年頃の街開きを予定している新しい街の核を目指し建てられる。
駅名は2018年6月に公募され、64,052件の応募から決定。実際の投票数は、第1位「高輪」、第2位「芝浦」、第3位「芝浜」だった。
選定理由としては、このエリアが古来より街道が通じ、江戸の玄関口として賑わった地であり、新しい駅が過去と未来、日本と世界、多くの人々を繋ぐ結節点として、街全体の発展に寄与するようにとの願いが込められる。
駅舎は隈研吾氏をデザインアーキテクトに迎え、随所で「和」を感じられるものに。折り紙をモチーフにした障子を想起させる大屋根と、象徴的な吹き抜けや大きなガラス面を設け、駅と街が一体的になる空間を実現させている。
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■虎ノ門ヒルズ駅
東京メトロ日比谷線の神谷町〜霞ヶ関間に6月6日開業となる新駅『虎ノ門ヒルズ』は、1964年に日比谷線が全線開業して以来、56年ぶりに新たな駅として誕生する。
東京五輪に向け、周辺再開発ビルやバスターミナルに接続するとともに、銀座線虎ノ門駅との乗換えも可能になる。
最終完成は2022年度を予定し、完成時は地下2階のコンコースと両側に隣接する再開発事業『虎ノ門ヒルズ ステーションタワー(仮称)』で整備される駅広場が一体となり、快適で利用しやすい駅を目指している。
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Source: ニュースサイトしらべぇ